In the Middle読書日記、約半年続いたこの読書日記も、今回でついに完結編。これまでの40を超えるエントリを、後で自分が参照しやすいようにカテゴリ別にまとめておこうと思う。
ライティング・ワークショップってそもそも何?
まずは、アトウェルの授業の具体的な進め方を見てみよう。もともとばらばらに書いたものなので、これだけだと「ライティング・ワークショップってそもそも何?」レベルの方には見通しが悪いかもしれないけど、それについては下記のエントリの参考文献を読んでいただけるとありがたい。
(このエントリ、今検索して発見し、続きを放ったらかしだったことに気づきました…)
アトウェルって誰?In the MIddleってどんな本?
アトウェルの授業の流れと基本的理念
ライティング・ワークショップの進め方
リーディング・ワークショップの進め方
リーディング&ライティングのワークショップに共通していること
アトウェルが批判するもの
ジャンル・スタディ全般
この本の後半300ページは、「Genre Study」と題して、それぞれのジャンルごとにどんな指導をするかという観点で書かれている。
詩について
回想録(Memoir)について
小論文(Essay)について
ショート・フィクションについて
現実社会と結びついた文章について
パロディについて
Global Teacher Prize受賞関連記事
ところで、この本を読み始めた頃に、新設された「教育のノーベル賞」Global Teacher Prizeにアトウェルがノミネートされたというニュースが飛び込んできた。こんなのはめったにないと思って動向を追ったら、あれよあれよと栄えある第一回のウィナーに。なんと賞金は1万ドルだ。全額アトウェルの学校に寄付されるそうで、素晴らしい教師の晩年がこのような形で注目されたことに、彼女のファンの一人として喜びたい。