In the Middle読書メモ番外編。ナンシー・アトウェルについての新聞記事紹介。アトウェルが「Global Teacher Prize」という賞の50名のファイナリストに残っているのだそうだ。記事によれば、この賞は新しい賞だが権威があり、受賞者には100万$の賞金が授与される「教育のノーベル賞」。
▷ Maine educator chosen as finalist for $1 million global prize
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新聞記事には、アトウェルの略歴や、アトウェルが設立した実験校 The Center for Teaching and Learningのことが紹介されている。彼女の学校が他と比べて安い学費で生徒を受け入れていること、全国の教師のインターンを受け入れていることを述べ、「彼女はまれに見る人だ。素晴らしい先生というだけでなく、素晴らしい「先生の先生」でもある」という評も紹介されている。
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30年以上も教壇に立ち続けてきたアトウェルも引退は間近。今は娘のアンも28歳で、教師として母親の学校に勤めている。もしアトウェルが受賞したら、賞金は全額この学校に寄付されるという。僕には、アトウェルのようなことは到底できないけれど、それでも彼女のリーディング・ワークショップやライティング・ワークショップには圧倒されて、「教えるとはどういうことか」「一生学びつづける生徒を育てるとはどういうことか」という問いをつきつけられてきた。5年前にIn the Middleの第2版を片手につたない授業を展開していた時よりも、今のほうが、彼女の実践の凄さや、その価値を確信できている。
発表は2月。一人のファンとして、アトウェルの受賞を願ってやまない。もし受賞しなくても彼女の実践の素晴らしさには何も影響しないけれど、でも受賞できたら、そのぶん彼女の建てた学校の経営は楽になるだろうから。
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