[読書]教育の役割をあらためて考えさせられる、諦めと希望の本。安藤寿康『教育は遺伝に勝てるか?』
あなたが親であるなら「心優しい子になるように」「協調性があるように」「コツコツ努力できる人になるように」など、何らかの願いを持って子育てに関わっていると思う。そんな時に、「あなたが手塩にかけて育てても、誰か別の家に養子に…
あなたが親であるなら「心優しい子になるように」「協調性があるように」「コツコツ努力できる人になるように」など、何らかの願いを持って子育てに関わっていると思う。そんな時に、「あなたが手塩にかけて育てても、誰か別の家に養子に…
飯田一史『「若者の読書離れ」というウソ』は、タイトルを見て驚く人はもちろん、「そんなの知ってるよ」という人にも読んでほしい本である。というか、中高生の読書教育に関わる人には、関わっている子どもたちの実態を知るという意味で…
告知です。12月3日(日)、午前10時〜午後4時、軽井沢町中央公民館(しなの鉄道中軽井沢駅徒歩12分)で、子ども(幼稚園〜高校生)を主な対象にした本のイベント「本日和(ほんびより)」が開催されます。軽井沢町内の7校の子が…
今日の午後、作文教育についての興味深いオンライン・シンポジウムがあった。「学術Weeks ライティング・シンポジウムII ライティング指導の挑戦 ― アカデミック・ライティングを超えて ―」というタイトルのシンポジウムで…
小池陽慈『ぼっち現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門』は、幅広い年代を教えた経験を持ち、予備校講師としてだけでなく読書教育にも力を入れてきた筆者だからこそ書けるユニークな本だ。他者論を扱う評論入門であり、国…
この週末は、全国大学国語教育学会・信州大会に参加している。初日の11/4(土)、午前中はChat-GPTをはじめとする生成AIを活用した実践が報告された「AI祭り」の第一会場へ。この学会で生成AIだけで一つの分科会ができ…
8月、9月と続いていた読書生活の低迷期だが、10月上旬にテーマプロジェクトのアウトプットが終わり、ようやく浮上。寝る前の30分読書の習慣も取り戻すことができて、やっと呼吸ができる感じになってきた。しかも、これから書くよう…
大きな仕事を一つ終えました。10月21日午後に開催された、全国大学国語教育学会のオンライン講座「行為としての文学をどう学ぶか① 小学校国語科における物語(ショートショート)創作の学習指導について」で話題提供者として登壇し…
八田幸恵・渡邉久暢『高等学校 観点別評価入門』を読んだ。福井県の高校国語教師として長らく活躍されてきた(2023年度より福井県教育庁勤務)渡邉さんは、「目標と指導と評価の一体化」に向けて模索し続けた実践者であり、八田さん…
5・6年の国語は、先週のアウトプットデイを目標に作家の出版を終えたばかり。今週にかけて、僕は子どもたちの作品を読んで、それにコメントを書く作業を始めている。平均でひとり10〜15分としてもざっと10時間くらいかかる作業な…