CATEGORY 読書

[読書]授業記録について考える材料を色々ともらったな。授業づくりネットワークNo.48『揃わない前提の授業を見る・感じる・考える』

授業づくりネットワークの最新号No.48『揃わない前提の授業を見る・感じる・考える』が話題になっている。評判の前号No.47『揃わない前提の授業とクラス』を受けての「実践編」的な位置づけでもあり、前号にはなかった実践記録…

詩人であり国語を教える人である著者の、言葉をめぐる刺激的なエッセイ。向坂くじら『犬ではないと言われた犬』

先週の土曜日、北八ヶ岳の双子池のほとりで、向坂くじら『犬ではないと言われた犬』を一気読みした。詩人であり、国語教室ことぱ舎を運営する著者のエッセイ。第一エッセイ集『夫婦間における愛の適温』は結婚生活がテーマだったが、今回…

[読書]ネガティブな感情に向き合える子をどう育てるか?藪下遊/髙坂康雅『「叱らない」が子どもを苦しめる』

藪下遊/髙坂康雅『「叱らない」が子どもを苦しめる』は、「子どもを叱らない」「褒めて伸ばす」「その子の意志を尊重する」風潮の強い近年の子育てによって、かつてとはタイプの異なる不適応が生まれているという仮説をたて、その実態へ…

[読書]自分の関心でつなげるオムニバスの面白さ。藤森裕治・編『これからの国語科教育はどうあるべきか』

藤森裕治・編『これからの国語科教育はどうあるべきか』は、国語教師や国語科教育研究者、行政関係者はもとより、幼児教育や特別支援などの隣接分野の関係者、ジャーナリスト、スポーツのコーチなど、多彩な書き手がこれからの国語科教育…