作文における「子どもの評価基準」と「大人の評価基準」の相克の価値。
子どもと一緒に文章を書くことを日常的にしている作文指導者であれば、子どもが感じる文章の「良さ」と、大人が感じる「良さ」のあいだにけっこうな隔たりがあることはすぐにわかるはずだ。僕も、句会に参加すれば自分の作品が一次予選で…
子どもと一緒に文章を書くことを日常的にしている作文指導者であれば、子どもが感じる文章の「良さ」と、大人が感じる「良さ」のあいだにけっこうな隔たりがあることはすぐにわかるはずだ。僕も、句会に参加すれば自分の作品が一次予選で…
先週、WW/RW便りで、「AIが作家の時間で絵本を作ったら」という記事を読んだ。この記事ではAIがそのまま物語をつくることへの話だろうけど、作家の時間でのAIの具体的な応用場面の最たるものは、教師のカンファランスの代わり…
今週の水曜日、軽井沢町内教職員の合同研修があった。これは、官製研修にしては珍しく、町内教職員が自分のやりたい講座を開ける仕組みになっていて、僕は今年、ピーター・エルボウ『自分の「声」で書く技術』を監訳された岩谷聡徳さんを…
以前に、「カンファランスとその記録をやめてみる」というエントリを書いたのだが、その後どうなったかというと、最近やっぱりカンファランスとその記録を復活させましたよ、というお話。 そもそも書かないと覚えられない……
先週水曜日、今年度2回めの軽井沢町内教職員合同研修があった。今年度の軽井沢町内合同研修は、「この指とまれ」形式。各校の「この研修をやってみたい」人がその講座(ブースと呼ぶ)を提案し、予算も申請して、そこから参加者が通年で…
書くことは難しい。話す・聞くと違って、「書く・読む」は本来は人間の遺伝子に組み込まれていない、複雑な行為である。大勢の人が読めない・書けない時代が長く長く続いたのだ。だから、「丁寧にステップを踏まないと書けない」とばかり…
「作家の時間」ユニット2「真似からはじめて、」は、約一ヶ月間の執筆期間を終えて、一週間前になんとか作品集『風の門』の編集作業にこぎつけた。上下巻200ページ超の作品集を、火曜日には無事にみんなで製本。いつもならここから読…
今年の「作家の時間」は最初のユニット(ラッキーディップでの作品制作)を終え、ユニット2「真似からはじめて、」に入っている。今日のエントリはまだ前半のそのユニットについてさらりと。 ユニット2「真似からはじめて、」 この「…
色々と思うところあって、しばらく「作家の時間」「読書家の時間」のカンファランスの記録をとることをやめてみようと思う。どうしてそうするのか。先日リンクを貼ったVoicyでもちょっと話しているのだけど、今回はそれについて整理…
僕の新刊『君の物語が君らしく 自分をつくるライティング入門』が、一般書店ではこの週末頃に並び始めるそう。初の単著ということもあってか、自分の人生がぎゅっと詰まった本。今日は発売直前のこの本についての、超自己満足の雑談エン…