In the Middle読書メモ。今日は32ページから、アトウェルの英語の時間割について。
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月曜日〜木曜日の週4日、リーディングとライティングのワークショップを実施。ブロックスケジュールの中で85分間をあてる。基本的な内訳は以下の通り。
(1)詩を読む:10-15分
授業の最初は詩を朗読し、それについて話す。多くはNaming the worldにとられた詩から。
(なお、火曜日と木曜日には授業最初の5分間に書き取りの練習がある。 )
(2)ミニレッスン:5-20分
リーディングかライティングに関するミニレッスン。生徒は教えられたことをノートに記録する。
(3)プランの確認:2-3分
それぞれの生徒がこれから何をするのか、シェアして確認する。
(4)各自で書く:25-30分
生徒が各自でテーマを決めて書く時間。教師は生徒の間をまわってカンファランス。
一人の生徒とは一日おきにカンファランスをするペース(p28)
(5)ブックトーク:10-15分
教師か生徒によるブックトーク。新しい本、推薦できる本、ライティングで学んでいるジャンルに関係する本など。
(6)各自で読む:20分
生徒が自分で本を選んで読む時間。 教師は生徒の間をまわってカンファランス。
生徒は年間平均で40冊以上の本を読む(p22)
※この他、宿題として、毎日30分の読書、週末の1時間の作文が課せられている。
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85分授業が週4回、かつ毎日読書の宿題も、ということだから、日本の国語の授業に比べて量が圧倒的。倍くらいある。そして、なんといっても「生徒が実際に書く時間/読む時間」を豊富に用意している点はやはり印象深い。こうした、「実際に経験する」時間を多く用意することを通じて成長を促すというのが、ワークショップ型授業の一番の特徴でもある。ここは自分も勇気を持ってもっと大胆に取り入れていきたいな。