息子(6歳)の保育園では今週土曜日にお遊戯会。通算8年間お世話になった保育園の最後のお遊戯会なのに、娘(8歳)の授業参観や僕の仕事とかぶってしまい残念に思っていたところ、今日のリハーサルを見学してもいいということで、休暇をとって見学してきた。
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リハーサルを見たのは初めてだけど、本番とは違う表情がうかがえておもしろい!立ち位置がわからなくて戸惑い気味な園児さんや、指示を出す先生方の姿は、本番ではなかなか見られないものね。特にびっくりしたのは、幕間の時間に飽きてしまって騒ぎ出す園児さんたちを抑える役の先生。叱ったりは一切せず、手遊び歌やゲームや即興のやりとりで園児さんたちの間を持たせるので、さすがプロと心底感心した。「飽きて騒ぎ始める50人の園児たちをそのまま椅子に座らせている技術」なんて、僕には全くないですよ…。
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息子(6歳)の年長組のお芝居は「泣いた赤鬼」。黄鬼や緑鬼は出てくるし、そもそも赤鬼が泣かないし、最後は村人と鬼たちが手をつないで「世界がひとつになるまで」を歌うという独自解釈入りまくりの展開だった(^_^;) しかし、僕は自己犠牲を美談にしてる風の原作が好きではないので、こっちのほうがいいなあ。 赤鬼がやるべきなのは泣くことじゃなくて、青鬼を探しに行くことだと僕も思う。
去年の「猿蟹合戦」では猿と蟹が「ごめんね」「いいよ」で仲直りしたし、今日見た他の組の「ブレーメンの音楽隊」 でも、最後は盗賊と動物たちが一緒に暮らしたし、この保育園の方針だと思う。でも、こういうのは好きです。ほんと、「ごめんね」「いいよ」でいろんなことが解決すればいいのにねえ。