お勧めはイギリスの「地方」に行くこと:留学中の旅行記まとめ

留学前までは海外旅行は経験の浅いあすこま一家、この一年は最初で最後とばかりに色々なところに旅行に行った。今回は個人的なそのまとめ記事。あくまで自分向けの「思い出のまとめ」だけど、お役に立てば幸い。特に観光の記録を残していないところは、図書館訪問の記事で代替します(笑)

目次

イギリス国内編

去年の8月25日にロンドンに到着して、それから一週間はロンドンの観光コースを周遊。その後、ストラスフォード・アポン・エイヴォンからエディンバラに入り、さらに湖水地方を経由して、エクセターに到着したのは9月10日過ぎだった。

ロンドンの印象は…

ロンドンの公共図書館に入ってみる

2015.08.27
ロンドンはホテルの値段も食べ物も何もかも高くて庶民のあすこま一家に優しくない都市だった。いかにも歴史のある建物が大都会の真ん中にある様子はさすが大英帝国と思ったけど、でも食事は評判通り美味しくなく、アフタヌーンティーも、今思うとエクセターの倍以上の値段してさほど美味しくなかった。そして混んでいる。レ・ミゼラブルは良かったけど、すべての訪問地の中でロンドンの印象が一番悪いかも…。もうあまり行きたくないかな…?

スコットランドとイングランド北部

シェイクスピアの街の素敵な図書館

2015.09.04

エディンバラはいい街!

2015.09.05

湖水地方を歩く

2015.09.08
ロンドン脱出後のストラトフォード・アポン・エイヴォン、エディンバラ、湖水地方はどれも良い場所だった。エディンバラは歴史的町並みと近代的設備が調和した本当に素敵な都会で、行った時は正直「こんなに素敵な街なら留学先をエディンバラ大学にしておけばよかった!」とちょっと後悔したほど(今はエクセター大学やエクセターの街が本当に気に入っているので、それもいい思い出だけど)。

魅力あるイギリスの地方都市

地域資料が充実、ソールズベリー図書館

2015.09.28

事前にツアーに申しこもう! オックスフォード大学のボドリアン図書館

2016.07.06
先のエディンバラもそうだけど、イギリスは地方都市にもそれぞれ「顔」があり、豊かな自然もあるので地方都市が楽しい。大聖堂の街ソールズベリー、大学の街オックスフォード、それぞれ居心地の良さそうな場所だった。

独特な文化とのんびりした雰囲気のチャネル諸島

小さな島に魅力いっぱい。のんびりしたいならサーク島へ行こう!

2016.04.01

子育てに最適な島!? ガーンジー島のGuille-Alles Public Library

2016.04.06
イギリスの中でもフランスに近いチャネル諸島の島、サーク島。グーンジー島と合わせて滞在したけど、とにかく自然が豊かで、流れる時間がゆったりしていて、どちらも本当に素敵な島でした。グーンジー島では現地で暮らしている日本人の方とたまたまお会いして、ここでの暮らしが東京とどれほど違うか、色々とお話を伺えたのも懐かしい。

豊かな自然の景勝地イギリス南西部

ユルトから見る無数の星空。広大な自然を歩くダートムーア小旅行

2016.08.06

海に浮かぶ修道院、岸壁の劇場…「地の果て」に続くコーンウォール旅行の魅力

2016.08.19
イギリスの中で、というより海外旅行も含めて一番行って良かったのはダートムーア。ユルトで過ごすのんびりとした一日。夜に見られた満天の星。翌日歩いたダートムーアの広大な自然。忘れがたい一生の思い出です。コーンウォール地方のセント・マイケルズ・マウントやミナック・シアターも印象深いし、エクセターから西側にこんな絶景が広がっているなんて、想像していなかった。このエリアは本当にお勧めします。

イギリスの「ロンドン以外」が好き

この一年でわかったのは「ロンドンとそれ以外って全然違う!」ということ。ロンドンだけではイギリスはわからないというよりも、大都会ロンドンがイギリスの中で特別な例外的な都市なのだと思う。ロンドンに来た時は「都会でも自然が多いな」と「イギリスらしさ」を感じたけれど、ロンドンをちょっと離れれば、どこまでも平野の続くのんびりした景色が広がるのがデフォルト。今では、都会の中の広い公園よりも、そのような景色の方がずっとイギリスらしいと思う。

ヨーロッパ編

デンマーク図書館紀行

「夢の国」ではないけれど…(デンマーク図書館印象記7:まとめ編)

2015.12.31
ヨーロッパ編で一番印象深いのはデンマーク図書館紀行。デンマークでサバティカル中の大学の先生にお世話になって、デンマークの図書館をいくつも案内していただき、現地で働く日本人司書さんとお話もさせてもらった。なかなかできる経験ではないと思うので、改めて深謝。コペンハーゲンの街も、そこから足を伸ばしたスウェーデンのマルメの街も、その美しさが印象に残っている。北欧は、いつかまたプライベートで行ってみたい。

アウシュヴィッツとクラクフのクリスマス・マーケット

アウシュヴィッツの「生きる希望」

2015.12.24

上のエントリではアウシュビッツのことだけ触れているけど、ポーランドのクラクフのクリスマス・マーケットもよかった。ソーセージやパン、シチューなどを屋台で買って、寒さを我慢しながら外で食べる、その料理がどれもこれも美味しい(イギリスとなんでこんなに違うんだろう!)。マーケットには様々な商品が並んでいるし、屋外でのクリスマスコンサートの歌声を聴きながら過ごすのも魅力的だ。

パリ、ローマ…都会はどこも「似た顔」

パリ市民の情報センター!ポンピドゥー・センターの公共情報図書館Bpi

2016.05.13

「10年前」と「10年後」に挟まれて。家族4人でローマ&フィレンツェに行ってきた。

2016.06.05
パリやローマ、フィレンツェ。それぞれに魅力ある街だし、卒業生に会ったりベルニーニの作品を見たりと楽しい思い出はある。でも、どうもエクセターでの暮らしに慣れて都会の人混みが苦手になってしまったのか、街の印象としてはロンドン同様に一枚落ちるかも。住みたいかって言われると、そうは思わないなあ…。

観光客に優しいスペイン&ポルトガル

ふたつの「世界一」と美味しい料理と青い空! ポルト旅行がお薦めな理由

2016.02.21

アルハンブラとタパスの思い出! グラナダ旅行に行ってきた

2016.08.16

スペインのグラナダ、ポルトガルのポルトは、いずれも風光明媚だし物価は安いし食事は美味しいしと、観光客には優しい土地。特にグラナダのアルハンブラ宮殿は、一見の、というか二見三見の価値がある。英語が通じにくいのが欠点だけど、スペイン語とポルトガル語で片言でやりとりして通じたら嬉しいし、おすすめです。

アメリカ編

ナンシー・アトウェルの学校の見学記まとめ

2016.04.19
これはいわゆる観光旅行ではないけれど、ナンシー・アトウェルの学校を訪問にニューヨークからメイン州へ。この一年で一番大きなイベントで、長年憧れていた先生に会えて、その学校の授業をじっくり見学できて、本当に充実して幸せな時間だった。帰りにニューヨークに戻って、現地の私立校で働いている友人に会えたのも良い思い出。

住めば都。一番のおすすめは「イギリスの地方都市」

住めば都、エクセター大好きになっている今の僕からすると、やはり一番のおすすめはイギリスの地方都市。どうもこちらの人は地方に住むのがステイタスと考えている人も少なくないようで(ロンドンの雰囲気が嫌で地方へという人にしばしば会う)、街の中心街には活気がある。でも、自然が豊かで、のんびりしている。

よかったらイギリス南西部へ!

特にイギリスの地方のうち、デヴォン州とコーンウォール州には広大な自然と、クロテッドクリーム&アイスクリームという魅力もある。手前味噌だけど、よかったらパリ(飛行機で直航便あり)かロンドンからエクセターに向かい、そこを入り口にダートムーアやコーンウォールまで足を伸ばして、イギリス南西部を旅してみてください。きっと満足すること間違いなし。

地方に行く電車の切符の買い方は?

この記事の続きとして下記エントリを書きました。あわせてどうぞ。

イギリスの地方都市に旅行するには? 鉄道利用のお役立ち知識

2016.08.21

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