「悲しい」ことを表現したいけれど、「悲しい」「とても悲しい」「すごく悲しい」しか書けない。もっと豊かな表現力が欲しい!という生徒向けに、ライティング・ワークショップの授業で紹介した「手持ちの表現を増やす」ツールをこちらでもご紹介。有名なものばかりとは思いますが、どうぞ。むしろ「こんなものがあるよ!」というのがあれば、ぜひ教えてください。
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ブックマーク必須!の2つの便利ツール
まず「ブックマーク必須!」として個人的にプッシュしているのがこの2つのサイト。
日本語表現インフォ
http://hyogen.info
「小説・コラム・ブログなどの物書きの参考書」を標榜するだけあって、日本語表現インフォの情報充実度は圧巻。検索できるネットの強みと、カテゴリ別に見られる本の類語辞典の強みを併せもったようなサイトである。感覚表現や感情表現だけでなく、食べ物や人物描写についても豊富な用例があるので、お役立ち度が高い。
試しに「悲しみ」で検索してみよう。すると、悲しみのレベル、悲しみの感覚、悲しみの表情などの小カテゴリが現れて、自分の探しているものをさらに探索していける仕組み。読んでるだけでも面白くて、生徒にも「スマホにブックマークしておきなよー」と勧めているサイト。
連想類語辞典 日本語シソーラス
http://renso-ruigo.com
こちらはウェブ上の類語辞典。生徒は基本的に「アプリでお金を払って辞典を買う」という感覚がないので、簡単に使える類語辞典としてこちらを紹介している。文章を書くときには類語辞典必須なので、最低でもこれくらいはブックマークしていて欲しい。
中村明さん編集の、2冊の辞典
日本語の様々な表現を集めた本というと、一般向けの新書から辞典まで、中村明さんの著作が数多く思い当たる。例えば、
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なんかは、色々なレトリックが紹介されていて、読み物としても面白い。そんな中村さんの著作から選んで、「表現を増やすための本」として学校図書館にも入れてもらっているのが次の2冊。
[amazonjs asin=”4490103395″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”感情表現辞典”] [amazonjs asin=”4490103794″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”感覚表現辞典”]感情表現は人間の感情を、感覚表現は感覚を扱った辞典。いずれも、過去の文学作品を用例として、作家たちがどのように人間の感情や感覚を表現してきたのかがよくわかる。やや用例が古い小説に偏っているけれど、「かなしみ」だけで、優に10ページを超すような、膨大な用例が特徴だ。
同じような類語辞典は他にもある。あれにもこれにも手を出すよりも一冊をちゃんと見る方が良いと思うので、授業で紹介はしてないけど、下記の2冊なんかは、ちょっと目を通してみたい。
[amazonjs asin=”4845915847″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”感情類語辞典”]
[amazonjs asin=”4758015880″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”推しが尊すぎてしんどいのに語彙力がなさすぎてしんどい -腐女子の感情類語辞典-“]
今学期のライティング・ワークショップのように、エッセイや小説を書く場合、生徒たちが不足する語彙はおおむね人間の感情や感覚の描写に関するもの。他にも色々なサービスはあるだろうけど、まずはここに紹介したものを使えば、語彙は増えるんじゃないかなと思う。
主に創作の授業で使えるミニレッスンの関連エントリとしては、以下のエントリもどうぞ!







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