[読書] 表現のふしぎな力強さ。清岡卓行「手の変幻」
今更ながら清岡卓行「手の変幻」を読んだ。「今更ながら」と書いたのは、高校1年生国語総合での評論の定番教材「失われた両腕」(ミロのヴィーナス)の出典となる本だからだ。どうやったらこういう文章が書けるのだろうと思わせる、表現…
今更ながら清岡卓行「手の変幻」を読んだ。「今更ながら」と書いたのは、高校1年生国語総合での評論の定番教材「失われた両腕」(ミロのヴィーナス)の出典となる本だからだ。どうやったらこういう文章が書けるのだろうと思わせる、表現…
国語力や学力形成の上で、子ども時代の読書経験はとても重要だ。「自分自身がそうだったから」というバイアスもあるのかもしれないけど、僕は強くそう思っている。そして、その読書経験は学校だけでなく家庭でも培われるもの。今回は、リ…
昨年から読みたいと思っていた『サピエンス全史』をやっと読み終わりました。とてもとても面白かった! ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を思い出させるスケールの大きな歴史の本。文字通りサピエンスの歴史で、読んでて楽しい…
先日告示された新学習指導要領、いよいよ解説が出ました。この新学習指導要領、僕は自分の教科の国語だけでも読もうと思ってたのだけど、なかなか読めていない。そこで、せっせと文言をコピペして読みやすい表形式に整理してみた。あくま…
以前に僕もブログで書いたことがあるけれど、僕も「人は物語によって生きている」と思う。 そして、このテーマを扱った千野帽子「人はなぜ物語を求めるのか」がとても評判なのだそうだ。僕もやっと読んでみた。タイトルだけの内容だけで…
僕の知人が何人も褒めていたので読んでました、広瀬友紀「ちいさい言語学者の冒険」。子どもの言葉の用法の「間違い」をもとに、ふだん気づかない日本語のルールを探る、という大変楽しい本でした。さすが、評判になってるだけある! […
先週、探究型学習でとても有名な、とある学校図書館に見学にうかがった。実は毎年訪問している学校図書館なのだけど、相変わらずの素晴らしい設備と充実したカリキュラム。見学メモがわりに考えたことを書いてみたい。 [ad#ad_i…
近年急に聞くようになったアクティブ・ラーニングの言葉、そして新学習指導要領における「主体的、対話的で深い学び」…。この本は、共同通信社の教育担当記者による、近年の教育動向のレポートだ。近年の教育について一冊で…
ナンシー・アトウェルのIn the Middleを折に触れて読み直している。ライティング・ワークショップのミニレッスンでいいなと思えるものの一つが、「The Rule of Write About a Pebble」とい…
この本は建築についての本だ。そんなこと、タイトルから誰だってわかる。でも、この本は、建築の世界ではまだ駆け出しとされる30代の建築家が、表現者としての自分の半生を語っている本でもある。そのありようがとても興味深く、常に「…