Facebookで流れてきた、海外の学校図書館事例についての興味深い記事を読んだ。英語だけど、写真を見るだけでも「へえ、こんな学校図書館があるんだ」と思うくらいユニーク。「こういう図書館で読書できたらいいだろうなあ」「普通の子も読書好きになるかも?」と思わせられる図書館だ。これいいなあ、真似したいなあ、と思わず夢想してしまう。
創造性を育てる場としての図書館
読んだのは下記の記事だ。デジタル化が進む中で、生徒の読書への関心を育むべく、図書館が創造的な空間に変貌してきている点が指摘されている。例えば Dixons Allerton Academy では、デジタル化によって本がへった分のスペースを使って、可動性が高く、生徒が自分の五感でさまざまな体験ができる場所をつくっている。その結果、貸出が400%も増えたというのだから驚きだ。
School libraries shelve tradition to create new learning spaces
https://www.theguardian.com/teacher-network/2015/jan/08/school-libraries-books-students-technology
「生徒が静かに座って本を読む場所」としての学校図書館が、ここでは大きく変貌している。より創造性を育む場所へ。ゆったり過ごせる場所へ。もちろん授業もする場所へ。発見をする場所へ。そして、本への情熱を育てる場所へ。
この記事からリンクをたどると、「子どもにインスピレーションを与える学校図書館」の写真がいくつもある。この写真を見ているだけでも楽しい。ぜひ見てください!
Inspirational school libraries from around the world – gallery
https://www.theguardian.com/teacher-network/gallery/2015/jan/08/school-libraries-world-books-gallery
こうした写真を見て思い出すのは、スウェーデンやデンマークの公共図書館だ。あそこも、こんなふうに、そこにいるだけで楽しくなるような図書館だった。
こんな雰囲気の学校図書館が、日本でも増えたらいいな!
写真だけみました。きれいだなとは思うんですが、私にはちょっと明るすぎるというか原色の鮮やかさにかえって落ち着かないというか、もっと野外とかひっそりして人気のないところでこっそり読みたいとか。。。思います。
たぶん、読書は基本的に、孤独でひそやかな、ちょっと秘密めいた、かなりうしろめたい欲望を満たす行為だと思っているからかも知れませんが。。。
そうですね、年齢とか文化の違いもあるかもしれません。欧米の評価の高い学校図書館はこういう雰囲気のものが多い気がします。(本好きの人は読む場所が図書館でなくても、借りてどこででも読むからでしょうかね…)
そうだと思います。図書館に多くの子どもたちを誘う装置なんでしょうね。
ふと考えてみたら、図書館は大好きでよく行きますが、そこで長い時間本を読んでいた記憶がほとんどないです。ほぼ、返すと借りるの接点。滞在時間は大変短い。自室などを個人図書館化するための便利な施設という位置づけだったかも。
一人で読書するのが好きな人は、そういう方も多いんだと思います。(すみません、大屋の本のレビュー、まだ書き途中のものを誤って投稿したので、削除しました。コメントつけていただいたのに申し訳ないです)