学校図書館改善の経過報告に行く

今日は中学校の卒業式。午後には仕事が落ち着くので、職場をいったん抜けて某大学へ行き、学校図書館研究を専門にしている先生を訪ねた。

もう4年も前のことになるが、僕が勤務校で初めて図書館の担当になった時に、その先生に本校図書館に来てもらって「何がダメなのか」を徹底的にダメだししてもらったことがある。ダメな所が多すぎて気持ちよいくらいだったのだけど、 それが図書館担当としての大事な出発点だった。

その2年後には、勤務校の公開研究会にも講師としてお招きし、探究型学習の場としての学校図書館についての講演も依頼したこともある。その時の発案者は当然僕で、外部への講演会という形をとりつつ、同僚たちに聞いてもらうのが個人的な目的だったのだけど(笑)

そういう形で、本校の図書館をサポートしてきてくれた先生。司書が雇用されて3年、ようやく学校図書館らしくなり、そこでの探究型学習もできるようになってきたので、そのお礼とご報告に。この3年間、図書館に予算がつき、良い司書さんに来てもらい、管理職の理解にも恵まれ、そして学校図書館法が改正になり….本当に色々な幸運に恵まれたけれども、それを活かして頑張ってきました、とは言えると思う。とても喜んで下さって、近いうちに見に行かなきゃと言って下さった。

その後は、自分が非常勤講師をしている「学習指導と学校図書館」の授業のあり方についても、専門の立場から色々と親身な助言をいただいた。なるほどな、と思う点が色々ある。新年度は大学での講義も3年目。今日の話を活かして、また授業を変えていこうと思う。
 

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