[読書]全体に漂う「収まりの悪さ」が魅力。鳥羽和久『光る夏 旅をしても僕はそのまま』
鳥羽和久さんは、長年学習塾を経営している経験をふまえての教育論でよく知られている。ベストセラーの『おやときどきこども』『君は君の人生の主役になれ』はもちろん、最新刊の『それがやさしさじゃ困る』も早くも評判だが、それを読む…
鳥羽和久さんは、長年学習塾を経営している経験をふまえての教育論でよく知られている。ベストセラーの『おやときどきこども』『君は君の人生の主役になれ』はもちろん、最新刊の『それがやさしさじゃ困る』も早くも評判だが、それを読む…
宣伝です! 10/16(木)新刊『中高生のための表現読本 語感を磨くレトリック選』が出ます!表紙のデザインを見ていただいてもわかるように、ご好評いただいている『中高生のための文章読本』の「きょうだい本」ですが、「続編」で…
石田喜美(編)『集団で言葉を学ぶ/集団の言葉を学ぶ』は、学校を主とした言葉の学習の場での人々の関わり合いを論じた論考のならぶ論文集。学びを個人の中でとらえず、人と人との相互作用、人と道具との相互作用の中で生起するものとい…
松下佳代・川地亜弥子・森本和寿・石田智敬『ライティング教育の可能性』を読みました。従来、大学でのライティング教育というとアカデミック・ライティングに焦点があてられていることが多いけれど、「アカデミックとパーソナルを架橋す…
しばらく前に、武田緑さんが書かれた「その主体性、非認知能力は誰のため?道具として子どもが消費される未来にNO」という記事がfacebookなどでシェアされてきた。そして、かなり多くの知人がポジティブな感じでシェアしていた…
先週、一週間のお休みをもらって、家族でイギリスに行ってきた。目的地はロンドンとエクセター。このブログで書いたエクセター大学大学院の留学も、もう10年前のこと。当時は小学校4年生だった長女は、いまはロンドンの大学に通う大学…
長らくブログから遠ざかってしまいました。7月末に「8月からまたリズムを取り戻したい」なんて書いてたけど、結局はこの夏はずっと7月の問題をひきずって落ち着かない感じに。わりと忙しく過ごしてしまい、国語の授業のことをほとんど…
風越学園も7月最終週から夏休み期間に入りました。学校説明会も昨日で終わり、来週からの二週間は、本格的な夏休みムードかな? かく言う僕は、実は先週末に広島大学で自分の「作家の時間」実践をまとめて話す機会をいただき、ついでに…
今日は手短に宣伝です! 夏休みの8/2(土)、プロコーチの木村彰宏さん(あっきー)を講師にお迎えして、コーチングを教育に活かす研修を実施します。時間は9:30-16:30とがっつり丸一日、場所は軽井沢中央公民館にて。その…
6月が終わり、7月になりました。6月は子供達もスタッフもしんどい時期。ようやく夏休みの入り口が見え、それをはげみになんとかのりきった感じ。今日は、つい先日のイベントを手掛かりに、風越の保護者コミュニケーションについて書い…