[雑記]2026年3月で軽井沢風越学園を退職します。

個人的なことなんですが、2019年に長野県に移住してからお世話になった軽井沢風越学園を、2026年3月をもって退職することにしました。Facebookにした投稿を、こちらにも掲載しておきます。「子ども2人が巣立った後の生活について夫婦で話した結果」「妻の生まれ故郷である瀬戸内海の島に近い、広島県に移住」とだけ書くと、なにやら「妻思いの良き夫」ムーブに見えるのだけど、実際は「これまでの悪逆非道なふるまいにより、たまりにたまった負債の一部をわずかでも返済する行為」であることをご理解いただけますと幸いです。まあ、やれイギリス留学だ、やれ長野だ、と自分のやりたいことで妻の人生をふりまわしてきましたからね…。

家族の方針が最終的に決まってからは、この秋はこの件もあってほんと忙しかったし、気持ちも落ち着かなかったけど、12月に行き先が決まって、なんとか落ち着いて年を越せそうです。最初は自分以外の動機から始まった転職活動だったし、未練ももちろんあるのだけど、いまは前向きに、4月からの新しい挑戦を楽しめそう。それより前に、3月まで、おそらく最後の「作家の時間」「読書家の時間」、頑張ります。では、皆さん良いお年を!

トップ画像は、11月の遠足(とおあし)の途中で見た浅間山(前掛山)と黒斑山。この日はほんといい天気だった。長野を去る前に、また挨拶しに登りたいな。

(以下は、Facebookでの投稿)

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最終的には、年の瀬の迫る12月に決めました。
開校前の準備財団時代から7年目。軽井沢風越学園を、2025年度末(2026年3月)で退職します。
まだまだここで「作家の時間」「読書家の時間」の可能性を追求したかったのですが、
子ども2人が巣立った後の生活について夫婦で話した結果、長野県を離れることにしました。

風越学園での実践はもちろん、町の先生方との研修、山歩きの楽しさ、軽井沢の豊かな読書文化など、
ここに来たからこそ出会えた人やもの、ことがたくさんありました。
それらとお別れするのは、もちろん非常に残念なのですが、いったん区切りをつけます。
3月中旬までは、引き続き、軽井沢風越学園で頑張ります。最後の「作家の時間」だとか、変に力まないように…(笑)
長野県でお世話になったみなさま、残り少ない期間ですが、少しずつご挨拶させてください。本当にありがとうございました。
3月下旬以降は、妻の生まれ故郷である瀬戸内海の島に近い、広島県に移住する予定です。

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そんな人生のはざまの時期ですが、年末年始は比較的のんびりすごしています。
約40年ぶりに読んだモーリス・ルブラン(南洋一郎)『怪盗紳士』が傑作でした。ルパン、初登場でいきなり逮捕されちゃうのに、そこからの縦横無尽の活躍ぶり! 7歳のルパン少年の初めての犯罪も、切ないエピソードでした。
みなさまも、よいお年をお迎えください。

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