そろそろブログ更新したい!というわけで、ひとまずこの夏のまとめ。

長らくブログから遠ざかってしまいました。7月末に「8月からまたリズムを取り戻したい」なんて書いてたけど、結局はこの夏はずっと7月の問題をひきずって落ち着かない感じに。わりと忙しく過ごしてしまい、国語の授業のことをほとんど考えるゆとりもなく、夏休み明けの授業が始まってます。今回はリズムをとりもどすべく、夏の思い出を駆け足で。

写真は7月末の家族旅行で出かけたしまなみ海道・大三島の耕三寺にある「未来心の丘」。大理石をふんだんにつかった素敵な場所なのだけど、この日はさすがに暑かった…!

広島大学で「作家の時間」について話しました

今年は夏の学会もどこも行かなかったのだけど、唯一国語らしい活動がこれ。山元隆春先生のお招きで2時間半も「作家の時間」についてお話する機会をいただいて、今年度の一学期の「作家の時間」について、過去イチ充実した資料で臨みました。いまうまくいっていないことというか、キラキラしていない側面についてたっぷりお話できたのが良かったかな。国語の学会でお世話になっていた山元先生や間瀬先生はもちろん、研究室の学生さんたちもみなさん明るくて楽しそうな研究室でした。

この広島行きは、妻の実家(瀬戸内海の島)にひさしぶりに顔を出すきっかけにもなりました。家族4人揃って帰省したの、本当に久しぶりだったので、孫の顔を見せられたのがよかった。

テーマプロジェクト「火山」の準備をガシガシ進める

風越学園は正規の夏休みは10日ほどで8月第一週までは研修が入ってるのだけど、その合間を縫いながら一番がんばったのがこれ。というか、この夏は国語そっちのけでテーマプロジェクトの準備しかしてない気がする…。夏休み明け、僕がメイン設計担当のテーマは「火山」。長野に来てからたいへんお世話になっている浅間山を主な題材に、理科や社会の内容を中心にしたテーマプロジェクトを設計しました。僕のここ数年の人脈もつぎこんだ、力の入ったプロジェクト。自分の興味関心から始めるんじゃなくて、まずは知識に出会って新しく知ることから、そこに自分なりの興味のひっかかりを作っていく、そんな経験ができたらいいな。

常念岳→蝶ヶ岳を山小屋泊で。

この夏は、本当はもっと山に行きたかったのだけど、結局宿泊登山はこれだけに。通称「パノラマ銀座」の一角、北アルプスの常念岳・蝶ヶ岳を山小屋泊で縦走してきました。体力的には中級者向け・健脚向けともされるコースなので、そこを乗り切れたのは良かった。テント泊じゃなくて小屋泊にしたのも、自分の体力を考えたらしっかり回復できて良かったと思う。次はどこにいこう。せっかく長野に住んでいるのだからいろんな山に行きたいな…!

いよいよ大詰め、この秋に刊行予定の本づくり

そして、この8月はこの秋10月に刊行予定の新刊の校正の仕事も。こちらは、自分の私事の忙しさでなかなか十分な時間をさくことができず、共編者の仲間たちに頼ってしまったところも大きかったけど、でもなんとか最低限の仕事はできたかな。『中高生のための文章読本』の続編、いや、姉妹編の本です。もう少ししたら情報をお届けしますね。

この夏の読書から

そんなわけであまり読書もたくさんはできなかったのだけど、この夏の読書では『ライティング教育の可能性』が、自分の関心領域ばっちりの本で面白かった。直接的には大学のライティング教育の話なんだけど、もちろん小中高と共通の問題意識はある。大学でのライティング教育の視野がアカデミックライティングから広がっているのは本当に喜ばしいことだなあと個人的にも思う。

この本と『集団で言葉を学ぶ/集団の言葉を学ぶ』、それから『スマホの中の子どもたち』の3点は、いずれも大事な本だなと思ったので忘れないうちにブログでも感想をまとめたいな。これは9月の宿題。

あと、エンタメ系では辻真先『焼跡の二十面相』がとにかく秀逸。敗戦直後、まだ明智小五郎が戦地から引き上げてくる前に、焼け野原となった首都・東京に怪人二十面相が暗躍する…という設定の、少年探偵団ものの二次創作。ミステリというよりは冒険活劇ものだけど、舞台設定やら登場人物やらが「わかっていらっしゃる!」という感じで、往年の乱歩の二十面相シリーズが好きな方ならはまること請け合い。あえて難を言えば、二十面相がカッコ良すぎることか。原作の、何度も同じ負けパターンを繰り返す二十面相とは思えないほどにクールでかっこいいのだ。

この辻真先という作家さん、恥ずかしながらはじめて知ったのだけど、元NHKプロデューサーで「鉄腕アトム」から「名探偵コナン」まで多くのヒット作を手掛けた脚本家。御年88歳。化け物ですな…。

とまあ、駆け足でこの8月をふりかえりました。これからまた明日月曜の授業準備しなきゃ…。

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