新学期準備中です。4月1日から日曜日以外は毎日フルに仕事してるのに、ここまで授業準備ゼロ! 校務分掌の仕事、会議、部活、出張、対外関係の仕事…そうこうするうちにどさっとメールが届き、手帳はどんどんまた会議や出張の予定で埋まっていく…あれ、教員の仕事って何だっけ? な状況です。まだ授業のことは全然できていないことに軽く絶望しつつ、今夜、授業時数を確認しつつ、生徒の振り返りや自分の授業記録をどうしようか考えているところ。
目次
大福帳か?振り返りジャーナルか?
これまで何度か触れてきたけど、僕は生徒の振り返りにはこれまで大福帳を使ってきた。「振り返り」というほど大仰なものじゃなくて、生徒とのコミュニケーションツールかな。
今学期も大福帳で行くか、それとも下記エントリで触れた「振り返りジャーナル」で行くか。それが問題だ。
たくさん書くことのメリットが大きいのはもちろん振り返りジャーナルだけど、こちらは授業中に書く時間の確保も必要だし、読むのにも時間がかかる。僕の時間は有限なので、コスト感覚には慎重にならないといけない。自分がこれまで大福帳に使っていた時間を考えると、振り返りジャーナルの本に書いてあったような「40人ぶんを20分」ペースで読めるとは、ちょっと思えないので。
自分の授業記録はどうする?
一方で、自分の授業記録をどうするかも問題だ。これまでは普通に大学ノートに授業で配布したプリントをコピーしてそこに書き込んできた。アナログな方法だけどそれが一番いいのかなと思いつつ、一方で、それだと「自分の教え方中心の記録」になってしまい、生徒の様子の記録には適さない。僕は記憶力がないので、一人一人の生徒について忘れないうちに記録したい。それには何がいいかなと思っている。
候補の一つは、京都橘大学の池田修先生がブログで配布しているようなエクセルのシートだ。
児童生徒の指導の記録、エクセルシートを公開します(国語科・学級経営のページ blog)
http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2017/03/post-172c.html
シンプルなだけに汎用性がありそう。4月末までダウンロードできるそうです。
もう一つが、基本的には有料サービス(年3650円)と考えたほうがいいけど、一ヶ月間の無料体験ができる「エコー」だ。
リフレクションサポートシステム「エコー」
http://www.asobusiness.com/business/echo.html
ブログを書く感覚で書けて、生徒名のカウントをしてくれるのがいいなあと思っている。しかし、基本的には担任業務を想定したものなので、授業の記録としてはどうかなという気持ちも。とりあえず無料登録はしてみました。
なかなか進まない焦り…
明日は始業式&会議デー。明後日は入学式。とすると、授業準備に取りかかれるのは今週の日曜日かな。やりたいことはいくつかあるけど、生徒も僕も時間は有限だし、全体のプランをちゃんと描きたい。なかなか進まなくて、少し焦ってます。
あすこまさん、いつも刺激をいただいております。ありがとうございます。
私は、横浜市内の高校の国語教員です。あすこま先生の「大福帳」の書式を真似させていただいてもよいでしょうか。「いま読んでいる本」を記入してもらうアイデアはとてもいいと思うのです。
よろしくお願いします。
もともと大福帳自体早稲田大学の向後先生のものですし、どうぞ!
池田さんのエクセル方式をネット上のスクラップボックスでやったらどうなるか、今、試し始めました。けっこう使えるかも。
ぜひ次の勉強会で教えてください!