[読書]価値観を揺さぶる迫力のある本。村上公也・赤木和重「キミヤーズの教材・教具」
村上公也・赤木和重「キミヤーズの教材・教具」はなんとも不思議な本だ。まず、タイトルが不思議。キミヤーズという、いかにもアメリカの学習心理学の研究者っぽいこの名前はだれ? ページをめくると出てくる、「もう一人の自分」とか「…
村上公也・赤木和重「キミヤーズの教材・教具」はなんとも不思議な本だ。まず、タイトルが不思議。キミヤーズという、いかにもアメリカの学習心理学の研究者っぽいこの名前はだれ? ページをめくると出てくる、「もう一人の自分」とか「…
『イン・ザ・ミドル』を読んでくださった垣内玲(@R_Kakiuchi_0921) さんが、アトウェルの授業と受験指導を対比して「「国語」とは何を教える教科なのか」という論考を書いてくださいました。 「国語」とは何を教える…
ピーター・グレイ「遊びが学びに欠かせないわけ」を読んだ。吉田新一郎さん翻訳のシリーズ?である(吉田さんが翻訳する本は一貫して彼の信念に沿った本が選ばれるので、良くも悪くともシリーズの名前がふさわしい)。 昨年から今年にか…
夏休みなので軽めの話題も放り込みますよ! 最近、Google Formなどウェブで気軽にアンケートが作れるようになりました。そのせいか、ちょっと安易なアンケートが多いと思いませんか? 安易にアンケートを作らないための「ア…
いやあ、これはすごい本。保育園の現場における「気になる子」にどう対応するか、特にどのように言葉がけするかという本なのだけど、保育関係者だけに読ませておくのはもったいない。「気になる子」の「気になる行動」の裏側に何があるの…
全国大学国語教育学会の「国語教育における調査研究」という冊子を読みました。学習指導要領改訂に向けてエビデンスの重要性が言われる潮流を受けて、学会の研究部門が作ったもののようです。残念ながらウェブ上では非公開のようですが(…
今週から僕の夏休みも本格化してきました、万歳! 毎日とは言わなくとも、夏休みくらいは積極的にブログを更新したいと思います。今日のエントリは、この夏の個人テーマの一つである「インクルーシブ教育」について。インクルーシブ教育…
雑記です。この時期はどの教科でも研修会が開かれているのだけど、国語でも日本国語教育学会(通称「日国」)の全国大会が8/4-8/5に開かれてました。感想を手短に雑記として書きます。 ちょっとだけの参加だったけど……
お知らせです。本ブログをSSL化しました(アドレスバーに鍵マークがつきました!)。そのやり方をここに書いておくので、僕と同じレベルの素人ブロガーさん、ぜひご参考に。 きっかけは、過去記事の自動投稿をしたかったこと そもそ…
2018年7月の読書は合計で12冊。前半は成績処理で読書する暇はなかったけど、後半にピッチが上がってだいたい平均的な冊数に届いたかな。恒例の、この月に出会った良い本を紹介します。 理性の力に希望を持てる「暴力の人類史」 …