これはよかった! 「高校生直木賞」
ゴールデンウィークの最終日、高校生直木賞の本選考会が行われました。今年は僕の勤務校も参加したので、引率に行ってきたよ。今年の受賞作は須賀しのぶ「また、桜の国で」でした! 高校生直木賞公式ウェブサイト http://kou…
ゴールデンウィークの最終日、高校生直木賞の本選考会が行われました。今年は僕の勤務校も参加したので、引率に行ってきたよ。今年の受賞作は須賀しのぶ「また、桜の国で」でした! 高校生直木賞公式ウェブサイト http://kou…
直木賞を受賞した荻原浩「海の見える理髪店」を読んだ。家族を主題にした短編集。とりわけ、表題作の「海の見える理髪店」はいいな。 さまざまな色彩の短編集 6つの作品からなるこの短編集は「家族」や「喪失」というテーマがありなが…
最近、中等教育(中学・高校)で教科横断型・生徒主導のプロジェクト学習中心のカリキュラムを本格導入するのって可能なのかという興味を抱いている。 もちろん、総合的学習を使って素晴らしいプロジェクト学習のプログラムを組んでいる…
ぼくはいわゆる「自由な校風」の学校に勤務しているので、「自由」をめぐる議論にはちょっと興味がある。まして、人々が「自由であること」の価値を自ら手放したがっているようにも見える昨今、「自由」を校風に掲げることの意味も気にな…
どこでも似た話があると思うけど、僕の勤務校でも「説明文や評論文は苦手!」という生徒が少なくない。先日、岩波ジュニア新書を手にとって「小説は読むけどこれはちょっと…」という子がいたので、「岩波ジュニア新書でも抵…
「君の膵臓をたべたい」「また、同じ夢を見ていた」に続く住野よるの第三作「よるのばけもの」を読んだ。なかなか面白い作品だったし、生徒も読んでいる人が多い作家なので、感想を書いてみたい。 うまくなってる!を感じる3作目 これ…
過去にこのブログで何度か書いているが、現時点での僕は作文教育でのルーブリックの利用に消極的だ。もともと僕が影響を受けたライティング・ワークショップの実践者には、ナンシー・アトウェルをはじめルーブリックの利用に消極的な人が…
ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップはもともとアメリカ発祥の授業法なので、国内だと普通の学校よりもインターナショナル・スクールで実施されていることも多い。今回は縁あって、あるインターナショナル・スク…
これまでこのブログでは、読んだ本のうち教育系の本を中心に載せてきたのだけど、今年度は中高生が読む本をもっと本腰入れて読み、このブログで簡単に感想を書く、という目標をたてました。去年秋からの流れで読書教育に力を入れたいし、…
ちょっとした個人的メモ。先日、久しぶりにCさんとランチをご一緒したら「学びの個別化って言うけど、なんとなく2種類あると思うんですよ」ということを言ってて、「スタディサプリ的なものと、岩瀬直樹さんがやっているようなものと」…