[紹介]「学校働き方研究所」設立に向けたクラウドファンディング

今日は、あるプロジェクトのウェブサイトを紹介します。「学校働き方研究所」のクラウドファンディングです。

目次

学校教員の働き方に注目が集まる

最近は「ブラック部活動」をはじめ、学校教員の働き方改革に注目が集まっていますね。例えば部活に関して内田良さん、もっと全般的な学校のマネジメントについて妹尾昌俊さんの著作を読んだことがある、という方も多いのではないでしょうか(下記はお二方の最新の著作)。

こうした動きの中、教育事業家の杉山史哲さんが、教職員の長時間労働を解決することを目的に、「学校働き方研究所」の設立を目指しています。

教職員の長時間労働を解決する団体を設立し、3つのアクションを起こします!

https://camp-fire.jp/projects/view/32602#return__section

上のサイトには、日本の教員がおかれている厳しい状況が簡単にまとまっています。教員もそうじゃない人も、まずはこれを見てほしいな…。

応援してくださる方は、ぜひどうぞ

このプロジェクトをおこした杉山さんは、民間の立場から教育に関わってきた方。これまで、授業作りや学級経営、部活動や教員の多忙化問題に関するフォーラム等を開催してきましたが、特筆すべきは、2015年から一年間、杉山さんが大阪府の小学校で教頭補佐として働かれたことでしょう。本気だなと思いました。そして、こうした経験を踏まえて、「学校働き方研究所」では、以下の3つを柱に、長時間労働の改善を目指す、ということです。

  1. 定期的なフォーラム・勉強会
  2. 先行事例を集めたウェブサイトの運営
  3. 業務改善研修の実施

教職員の長時間労働を解決する団体を設立し、3つのアクションを起こします!

https://camp-fire.jp/projects/view/32602#return__section

僕たち教員は、どうしても「現場が第一」「授業が第一」だと思ってしまい、現場をとりまく環境に対して、戦略を持てないことがよくあります(少なくとも僕はそうです)。特に、「これまでもそうだった」「どうせ変わらない」という無力感に陥りがち

その点、学校の外部から学校に関わってくださる方は、そういう僕たちに欠けている視点を補ってくれる可能性があります。杉山さんもその一人だと思うので、彼の「学校働き方研究所」設立の動きには注目しています。どうぞ、よかったらリンク先に行ってみて下さい。そしてもし応援してくださる方は、ぜひどうぞ。残り4日です。

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