[読書] 親や教師は読むといいよ!小木曽健「大人を黙らせるインターネットの歩き方」
これは面白い本だ。タイトルは一見子どもむけのようだが、その実大人に読ませる気満々だし、実際に大人、特に親や小中高校の教師は読んでおくといいと思う。お勧めできます。 必読・大人を黙らせる一言 この本は3部構成。第1部がメイ…
これは面白い本だ。タイトルは一見子どもむけのようだが、その実大人に読ませる気満々だし、実際に大人、特に親や小中高校の教師は読んでおくといいと思う。お勧めできます。 必読・大人を黙らせる一言 この本は3部構成。第1部がメイ…
聖人か、仏教の保護者か、有能な政治家か、いやそもそも実在したの? 歴史の教科書で「厩戸王」表記になるかどうかでも物議をかもした聖徳太子。この本は、古代史の専門家である著者が聖徳太子の実際の姿を史料の読解を通じてわかれりや…
高校の授業でのリーディング・ワークショップ(RW)も、全クラス2回目が終了。今回のRWでは、昨年はあまりできなかったカンファランスをしっかりやろうと思って試行錯誤中。今回のエントリは現状のやり方について書いてみて、課題に…
直木賞候補作であり、今年度の高校生直木賞を受賞した須賀しのぶ「また、桜の国で」を読んだ。さすがの評価の高さ。第二次世界大戦期のポーランドを舞台にした、ずっしりと手応えのある作品で、約500ページという厚さの本を楽しんで読…
誰でも名前なら知ってるドフトエフスキーの名作「罪と罰」を、実は読んだことのない現役作家4名。この本は、岸本佐知子・三浦しをん・吉田篤弘・吉田浩美の4名が、わずかな手がかりとともに未読の「罪と罰」の内容を空想して語り合うと…
いつも参加している定例の勉強会があって、先日そこで今学期のリーディング・ワークショップの授業計画について相談をした。僕の場合、リーディング・ワークショップの課題になるのは、カンファランスと評価だなあと思う。今日はそれにつ…
「小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題」というサブタイトルの魅力にひかれて手にとった。ローカルな問題と、近代政治哲学という大きな話題。異物とりあわせの妙で、僕達の生活にひそむ政治の大きな欠陥について教えてくれる本で…
今年受け持つ高校1年生の授業で、5月はリーディング・ワークショップをする。昨日はその第一回目の授業で「読者の権利10か条」を紹介したのだけど、この10か条、学校現場ではどんなふうに付き合えばよいか、なかなか悩ましい10か…
ようやく読みました、「ようこそ、一人ひとりをいかす教室へ」。一人ひとりをいかす教室(Differentiated instructionの訳)についての哲学・原則・方法・コツが載っている本だ。学習の個別化に関心のある教師…
三重県にある農業高校、愛農高校。この本はその高校の校舎改築の記録なのだけど、農業高校の魅力や、みんなで話し合って建物を作ることの魅力が詰まっている本だった。 農業高校の魅力 ニワトリの解体実習、真夏の糞出し作業、なんと校…