[読書] 新学習指導要領と現場をつなぐ、わかりやすい解説書。奈須正裕「『資質・能力』と学びのメカニズム」
大きな改訂がなされる新学習指導要領。そこで注目されているのが、コンピテンシーの訳語として使われている「資質・能力」という言葉である。「何を知っているか」よりも「その知識を使って対象とどのように関わるか」「どのような問題解…
大きな改訂がなされる新学習指導要領。そこで注目されているのが、コンピテンシーの訳語として使われている「資質・能力」という言葉である。「何を知っているか」よりも「その知識を使って対象とどのように関わるか」「どのような問題解…
今日は短めの更新を。今学期もリーディング・ワークショップ(の個別自由読書)をはじめました。しかも今学期は、11月に勤務校の教育研究会で公開授業をする予定。それをきっかけに、今学期はリーディング・ワークショップの勉強をしよ…
「お父さん、私、悪魔に魂を売ったの」。先日、小6の娘がそう言い出したので何かと思ったら、読書感想文のコンクールでどうしてもクラス代表に選ばれたい、できれば入選したいから、手伝ってほしいということだった。実はあすこま家は僕…
養護教諭の先生に薦められて読んだ本。「いま、会いにゆきます」の著者である作家の市川拓司さんが、注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー障害(AD)を抱える自身の半生を振り返りながら、その自分の特性が強みにもなること…
またしても、教育の文脈における大人から子どもへの暴行(いわゆる「体罰」)を肯定的に語る人たちがいる。本人にも原因がある。親が了承している。本人だって納得しているじゃないか。自分の子どもの頃はこんなの当たり前だったR…
これは素晴らしい本だった。小説を書きたいという生徒や小説って何だろうという生徒がいたら、これからの僕は、この本をまず薦めるだろう。ただし、君の予想とは違うかもしれないけど、という注釈つきで。何しろ、具体的な書き方の助言が…
SNSで知った資料へのリンクを自分用に保存ついでにご紹介。「子供の読書活動推進に関する有識者会議」(第1回)で配布された資料「子供の読書活動に関する現状と論点」が、現状をさっと把握するための資料としてよくまとまっていて、…
読書教育に関心のある国語教師(特に高校教師)にとって大きな「壁」の一つが、「自分の選んだ良い文章を読ませたい」という教師自身の思いだと思う。今日は、ナンシー・アトウェルがその思いとどう向き合ってきたかについて書いてみたい…
今日は、あるプロジェクトのウェブサイトを紹介します。「学校働き方研究所」のクラウドファンディングです。 [ad#ad_inside] 学校教員の働き方に注目が集まる 最近は「ブラック部活動」をはじめ、学校教員の働き方改革…
例年以上に短く感じた夏休みも終わりに近づき、そろそろ二学期の授業をまともに考えなくてはならなくなりました。今日は完全に僕個人向けの、二学期のリーディング・ワークショップをどうするか考えるために、一学期の授業を振り返るとい…