[読書]自分の現在地がわかる本。藤原さと『「探究」する学びをつくる』
ちょっと前になるけど、冬休みに藤原さと『「探究」する学びをつくる』を読んだ。著者の藤原さとさんは軽井沢風越学園のカリキュラムに協力してくださっている方でもある。1月6日に開催されたウェブセミナー「「探究」がある学校をつく…
ちょっと前になるけど、冬休みに藤原さと『「探究」する学びをつくる』を読んだ。著者の藤原さとさんは軽井沢風越学園のカリキュラムに協力してくださっている方でもある。1月6日に開催されたウェブセミナー「「探究」がある学校をつく…
生徒に紹介したいなあと思う本にまた出会った。森山至貴『10代から知っておきたいあなたを閉じこめる「ずるい言葉」』。著者はクィア・スタディーズを専門とする社会学者で、10代のヤングアダルト向けに書いた本は今回がはじめて。実…
昨秋11月、僕の筑駒時代からの研究パートナーである勝田光先生(東洋大学)が僕の授業を見学に来てくれました。この度、その時の見学記が風越のウェブサイトにアップされたので、こちらでも紹介します。 [ad#ad_inside]…
都会のトム&ソーヤ、怪盗クイーン、名探偵夢水清志郎….風越の子にも人気のヒット作を生み出す児童書作家・はやみねかおる。彼が書いた「文章の書き方」本を読んでみた。 [ad#ad_inside] 3部じたての構成…
久しぶりにゆったり読書できた冬休みを終え、軽井沢風越学園の新学期が始まった。今学期も色々とやりたいことはあるけど、最初の授業でやったのは、昨年11-12月にやった「ノンフィクション月間」(ノンフィクションを重点的に読もう…
この冬休み、読書猿さんの『独学大全』全752ページを一気読み。タイトル通り、独学のための百科事典である。この種の本としては異例の(前例もあまりなさそうなのでこの表現も変かな…?)ベストセラーなので、どんな本か…
2021年、あけましておめでとうございます。今年はCOVID-19もあって実家に帰省せず、ひたすら家でだらだらして読書にふける寝正月でした。おかげで本が11冊(しかも1冊はあの『独学大全』だ!)も読めて満足。お正月3が日…
読書記録を振り返ると、2020年は自分の読書傾向の変化がはっきりと出た年だった。高校現代文教員だった頃によく読んでいた評論系をほとんど読まなくなり、代わりに児童書が一気に増えた。読む対象が児童書中心になったので読む冊数は…
『学び合い』(二重かぎかっこ学び合い)の実践者である高橋尚幸さんの『流動型『学び合い』の授業づくり』を読んだ。『学び合い』自体にはあまり好意的ではない僕でも読んで得るところの多かった本なので、メモを残しておきたい。 [a…
職場の同僚とやっている読書会(と言っても毎回ただの雑談になってしまうのだけど…)で読んだ本。経済界の要求に応えてコンピテンシーを育てようとする現代の教育の問題点を指摘した上で、教育を社会問題を解決する場ではな…