[読書]デジタル時代に「深い読み」をいかに保つか?メアリアン・ウルフ『デジタルで読む脳×紙の本で読む脳』
デジタル端末の溢れる現代社会において、僕たちの「読む」行為はいかに変化し、何が得られて何が失われているのか?そして、どんな処方箋があるのか? 国語教育に関係する者として、この問題は避けて通れない。というわけで、文字や読書…
デジタル端末の溢れる現代社会において、僕たちの「読む」行為はいかに変化し、何が得られて何が失われているのか?そして、どんな処方箋があるのか? 国語教育に関係する者として、この問題は避けて通れない。というわけで、文字や読書…
最近、俳句の本を少しずつ読んだり、作句したりしている。まだ全然わからないことも多いけど、「俳句ってこういうものか」をちょっとずつ体の中にためているところ。俳句以外にも学ぶところの多かった藤田湘子『新版20週俳句入門』の感…
今日は完全に自己満足のエントリなんだけど、今週は嬉しかったことが重なったので、自分を励ますために書いちゃいます。 [ad#ad_inside] 嬉しいことが重なった今週 風越学園では、今週、「自分プレゼン」という三者面談…
1月後半から、同じホーム(異学年クラス)を受け持つ同僚2名と、週に1回、一週間の中で子どもとの関わりで心が動いたことについて書いて共有して話す機会を持っている。同僚はどちらも地域の公立小学校から期間を限定で派遣されたスタ…
軽井沢風越学園は、いま、年度末の評価の時期。僕の受け持つ6・7年生国語でも、授業中に一人10分の面談(評価カンファランス)をしている。面談までの流れは、下記エントリに書いた通りだ。今回は、主に前回の面談時に各自がたてた目…
昨夜、『流行に踊る日本の教育』の著者の方4名と、この本についておしゃべりするオンライントークイベントにお招きいただいた。他の登壇者は石井英真さん(序章&第1章)、木村拓也さん(第8章)、杉田浩崇さん(第9章)、そして司会…
今週末は勤務先の軽井沢風越学園で、木曜が締め切りだった生徒の提出作品を読んだり、年間の評定をつけたり。合間の気分転換にお風呂でジェラルド・ドーソン『読む文化をハックする』(Hacking Literacy)を読んだ。実は…
8人の著者(春日美穂・近藤裕子・坂尻彰宏・島田康行・根来麻子・堀一成・由井恭子・渡辺哲司)が集った『あらためて、ライティングの高大接続』は、大学のアカデミック・ライティング指導に関わる研究者が、高大を接続するために「新入…
2月もなかば。学校である以上は、どこだって指導要録に記載する評価(観点別のABC)・評定(小学は3段階、中学は5段階)を書かねばならないのですが、実際の作業はなかなか難しいもの。そんな中、facebookで面白い資料を教…
話題の書『流行に踊る日本の教育』を読んだ。事前情報では僕の知人に絶賛する人も酷評する人もいたのだけど、実際に読んでみると、予想外に穏当な本だった。書き手のうち幾人かを知っていて、その人たちがみんな「一筋縄ではいかない人た…