「人は学びたくないのが当たり前」という前提に立ってみること。
Twitterに書いたことを、ここに補足しつつまとめてみる。「人は学びたくないのが当たり前」という前提に立ってみるのが大事ではないか、ということについて。 なんでもかんでも面白がっていられた幼少期を過ぎて、ある程度の自意…
Twitterに書いたことを、ここに補足しつつまとめてみる。「人は学びたくないのが当たり前」という前提に立ってみるのが大事ではないか、ということについて。 なんでもかんでも面白がっていられた幼少期を過ぎて、ある程度の自意…
宣伝モードのあすこまです。発売から3週間、共編著『中高生のための文章読本』のレビューが届き始めました。いただいた中には嬉しいものも多く、本ブログでも紹介します。本書をご検討中の皆さん、ぜひ参考にして、よければお買い求めく…
10月が終わり、いよいよ11月へ。この間、ショートショートの企画やらテーマプロジェクトやらと色々と仕事に追われて読書時間をゆっくり確保することが難しくなった。そうなるとつい「仕事に関連する本」を中心としたノンフィクション…
今年の僕のテーマの一つは「漢字指導」。中高教員時代は、せいぜい漢字テストを生徒に文章で作らせる程度で、あとは「はい、各自でやっておいてね」とテストする程度だったのが、風越に来てこんな切実に漢字指導について考えることになる…
先日、研修のお仕事で佐久までいらした詩人の向坂くじらさんと夕食をご一緒する機会があり、詩のワークショップや国語教室「ことぱ舎」について色々とお話をうかがうことができた。その中で印象に残った言葉を手がかりに、「評価」につい…
現在、中軽井沢駅前の軽井沢町立図書館にて、軽井沢風越学園・軽井沢東部小学校・軽井沢西部小学校の児童が書いたショートショート集が展示されています。10月30日までの予定です。近隣の方、軽井沢に遊びに来る方、ぜひお手に取って…
松浦年男・田村早苗『日本語パラグラフ・ライティング入門』を読んだ。書くプロセスにはいろいろなフェーズがあるけれど、この本が狙っているのは、雑多なアイディア」を整理して、人が読んでもわかるように言語化するフェーズ。つまり、…
宣伝です! 10月15日、僕が編集に関わった説明文・評論文アンソロジー、澤田英輔・仲島ひとみ・森大徳『中高生のための文章読本 読む力をつけるノンフィクション選』が刊行されます。ここでのノンフィクションとは、「説明文や評論…
「待つことが大事」と口で言うのは簡単だが、そうと言ってばかりもいられない。僕たち学校教員の仕事は、生涯学習とは違って期限付きの仕事だからである。そうだからこそ、作文教育でも「待つか、与えるか」のジレンマに時々悩まされる。…
僕は「評価の基準は多いほうがいい」(僕だけの評価基準で文章へのコメントがなされないほうがいい)主義の人なので、子どもたちの作品を校外のコンクールに応募することがある。夏休み前の授業で子どもたちが書いた俳句を地域の某コンク…