教育現場で詩歌を書くことの(よこしまな)効果について
僕は「評価の基準は多いほうがいい」(僕だけの評価基準で文章へのコメントがなされないほうがいい)主義の人なので、子どもたちの作品を校外のコンクールに応募することがある。夏休み前の授業で子どもたちが書いた俳句を地域の某コンク…
僕は「評価の基準は多いほうがいい」(僕だけの評価基準で文章へのコメントがなされないほうがいい)主義の人なので、子どもたちの作品を校外のコンクールに応募することがある。夏休み前の授業で子どもたちが書いた俳句を地域の某コンク…
9月20日、少し早めに退勤して東京へ行き、夜に石川晋さんの「作家の時間」の講座に出て、翌日は彼の勤務する小学校で「作家の時間」の授業を2コマ見た。冨田さんも見学にいらしてて、楽しい時間を過ごした。忘れないうちにブログに記…
石川晋さんの来訪の他に、今週は書きたいことがもう一つ。14日の水曜日に軽井沢町の教職員合同研修があった。軽井沢の町立小学校3校(西部小・東部小・中部小)と、軽井沢中学校、そして風越学園の5校の合同研修である。僕は全体の運…
木曜日、久しぶりに石川晋さんに授業を見てもらった。僕にとっては突然の来訪で驚いたのだけど(笑)、晋さん曰く、本当は同僚の井上太智さん(風越では「たいち」)のばん走にやってきたのだけど、たいちのはからいで、他のスタッフの授…
国語教育の教科書で圧倒的なシェアを誇る光村図書。その中学校2年の教科書に掲載されているのが、『平家物語』の「扇の的」の章段だ。東国の若者那須与一が、船の上の扇の的を見事に射抜いて喝采を浴びる名場面である。本書、野中哲照『…
今年は自分の授業について、言葉の単純な意味で「反省」することが多い。率直にいうと自分はそこそこ「頑張ってる」気持ちがどこかに、いや、だいぶあったんだけど、実は全然そんなことはなくて、本当に色々な環境で支えられてそう見えて…
鈴木宏昭『私たちはどう学んでいるのか』をとても面白く読んだ。一言で言うと「教師が予定したように生徒が学習するなんてありえないよ。それは「教育ごっこ」に過ぎないよ」と主張する本で、それを踏まえて、じゃあ人間はどう学習するの…
風越は夏休みに入るのが遅く、二学期が始まるのが早い(若干の恨み節感あり…笑)。とはいえ、やはり夏休みに入るといつもより時間の余裕も生まれてゆったり本も読める。数えたら今月は16冊と、やはり冊数的にも多い方だっ…
長らくブログ更新の間が空いてしまいました。実は20日にコロナに感染し、いまだ隔離期間中。体調は一昨日から回復してきて、自宅で9月以降の授業の仕込みを進めてはいるのだけど、焦っても仕方ないので、ゆっくりやっていきます。今回…
岩下修『イラスト図解:AさせたいならBと言え』を読んだ。1988年刊の同著者による『AさせたいならBと言え』にイラスト図解を加えて具体例を大幅に書き換えた令和版とのことである。1988年版については、SNSで何度かその名…