本を読んで救われることもあった2023年。恒例の年間読書ベスト盤。
2024年の2回目の更新は、これまた恒例の読書まとめエントリ。もう「去年」になっちゃったけど、2023年は時間と気持ちの余裕がない日が多くて、ちょっと読書量は減っちゃったな。これはもう、東京時代との違いとして受け入れない…
2024年の2回目の更新は、これまた恒例の読書まとめエントリ。もう「去年」になっちゃったけど、2023年は時間と気持ちの余裕がない日が多くて、ちょっと読書量は減っちゃったな。これはもう、東京時代との違いとして受け入れない…
2023年最後の更新は、毎月恒例の読書まとめエントリ。これを年越すのはなんだか気持ちが落ち着かないので、頑張って今夜中に仕上げちゃおう。なんといっても今月は、良い出会いが目白押しの収穫の多い月だった。こういう月は、エント…
阿辻哲次『戦後日本漢字史』は、明治以来の「漢字廃止論」「漢字簡略化論」の流れを背景として、戦後の「当用漢字」や「常用漢字」の制定がどのようになされ、それがどんな問題を生んでいるのか、また、ワープロのような技術革新が字体に…
2023年11月の読書まとめエントリ。先月、ようやく浮上してきた僕の読書ライフだが、今月は最近では珍しく12冊の本を読むことができた。少しずつペースが戻ってきた、ということだろうか。中でも、先月から「月に1巻読もう」とス…
あなたが親であるなら「心優しい子になるように」「協調性があるように」「コツコツ努力できる人になるように」など、何らかの願いを持って子育てに関わっていると思う。そんな時に、「あなたが手塩にかけて育てても、誰か別の家に養子に…
飯田一史『「若者の読書離れ」というウソ』は、タイトルを見て驚く人はもちろん、「そんなの知ってるよ」という人にも読んでほしい本である。というか、中高生の読書教育に関わる人には、関わっている子どもたちの実態を知るという意味で…
小池陽慈『ぼっち現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門』は、幅広い年代を教えた経験を持ち、予備校講師としてだけでなく読書教育にも力を入れてきた筆者だからこそ書けるユニークな本だ。他者論を扱う評論入門であり、国…
8月、9月と続いていた読書生活の低迷期だが、10月上旬にテーマプロジェクトのアウトプットが終わり、ようやく浮上。寝る前の30分読書の習慣も取り戻すことができて、やっと呼吸ができる感じになってきた。しかも、これから書くよう…
八田幸恵・渡邉久暢『高等学校 観点別評価入門』を読んだ。福井県の高校国語教師として長らく活躍されてきた(2023年度より福井県教育庁勤務)渡邉さんは、「目標と指導と評価の一体化」に向けて模索し続けた実践者であり、八田さん…
今年の9月はしんどかった。夏休みの短さを引きずった(=国語の勉強仲間が夏休みの勉強会をやっている時にこちらはもう仕事で行けなかったのが地味に悲しかった)のと、仕事で心身ともに余裕がなく、肝心の国語の準備が不十分なまま授業…