CATEGORY 読書

[読書]「らしさ」を全部あきらめない。学びのプロセスを開いた著者らしい誠実な本。佐々木陽平『わたしらしくつくる算数・数学の時間』

佐々木陽平さんの『わたしらしくつくる算数・数学の時間』を読んだ。陽平さんは僕の前任校・軽井沢風越学園の算数・数学のスタッフなので、元同僚でもある。だから、これから書く記事は客観的なレビューでは全くなくて、個人的なエピソー…

「わたしの感覚の肯定」からはじまる熟達のあり方を提案する。渡辺貴裕『教師のためのリフレクションと対話』

渡辺貴裕『教師のためのリフレクションと対話』は、様々なシステムに抑圧されがちな「わたしの感覚」を肯定することを起点に、授業や研修の在り方を見直そうという、とても提案性に満ちた本だ。人間に対する信頼にあふれた本でもある。僕…

[読書]研究者視点と保護者視点が絶妙にマッチした読書教育のすすめ。猪原敬介『科学的根拠が教える子どものすごい読書』

新発売の本の紹介です。猪原敬介『科学的根拠(エビデンス)が教える 子どものすごい読書』は、読書研究を専門とする教育心理学者の著者による、家庭向けの読書教育指南本。ここ10年程度で明らかになってきた「語彙が増える」以外の読…

[読書]まずは「若者たちの世界」を知ることからはじめよう。エミリー・ワインスタイン&キャリー・ジェームズ『スマホの中の子どもたち』

勤務先の軽井沢風越学園56年生には定期的に「デジタル・シティズンシップ」の授業があって、スタッフで分担しながら授業を作っている。先日その「デジシティ」の授業でYouTubeやROBLOXがユーザーを惹きつける仕組みを学ぶ…

[読書]「教師の成長」に関わる人におすすめ!渡辺貴裕『小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ授業づくりの考え方』

これはいい本だ。渡辺貴裕『小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ授業づくりの考え方』には、教師が自分で成長していくにはどう学んでいくといいのかを考えるヒントがたくさんある。中核はタイトルにある「模擬授業」だが、同じ模擬授…