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[読書]高校での「書くこと」の教科書での取り扱いと実態がわかる。渡辺啓司、島田康行「ライティングの高大接続」

高校の教科書や授業では、書くことがどのように取り扱われているの? そういう実態調査は、意外に数が少ないもの。この『ライティングの高大接続』は、「高校生までの間に、いったいどんな書くことの学習をしてきているのか?」「高校で…

[読書]学習を生む遊びの本質とは何か?外遊びが嫌いだった僕が読む、ピーター・グレイ「遊びが学びに欠かせないわけ」

ピーター・グレイ「遊びが学びに欠かせないわけ」を読んだ。吉田新一郎さん翻訳のシリーズ?である(吉田さんが翻訳する本は一貫して彼の信念に沿った本が選ばれるので、良くも悪くともシリーズの名前がふさわしい)。 昨年から今年にか…

[読書]親も教師も必読の、保育士の「言葉がけ」についての本。赤木和重・岡村由紀子「「気になる子」と言わない保育」

いやあ、これはすごい本。保育園の現場における「気になる子」にどう対応するか、特にどのように言葉がけするかという本なのだけど、保育関係者だけに読ませておくのはもったいない。「気になる子」の「気になる行動」の裏側に何があるの…

[読書] 語りかけを通じて、授業と、自分を変える。ピーター・ジョンストン『言葉を選ぶ、授業が変わる!』

昨秋から今年の春にかけては、吉田新一郎さんが手がけた本の出版ラッシュだった。あまりに数が多くて、僕はしばらく様子見のスタンス。そしてようやく読んだのが、筑波大学の長田先生、上越教育大の迎先生との共著である『言葉を選ぶ、授…