[読書]多様性社会の厳しい現実を前向きに生きる。ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、本屋大賞ノンフィクション大賞をはじめとして、複数の賞を授業している今年評判のノンフィクション。イギリスのブライトンで「元底辺中学校」に進学した息子さんとの…
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、本屋大賞ノンフィクション大賞をはじめとして、複数の賞を授業している今年評判のノンフィクション。イギリスのブライトンで「元底辺中学校」に進学した息子さんとの…
自分の意見を相手に伝える時、例えば科学的な研究結果など、信頼性の高いデータを用意して相手を説得する。国語の意見文や討論のモデルでもよく見るこの構図は、実際には機能しないことも多々あります。意見の異なる相手が、論理やデータ…
毎週お邪魔している地元公立小の4年生の教室で、10月に学級の本棚のリニューアルがありました。その際に、クラスの本が貸出も可能になったので、せっせと毎週本を借りています。たまたまそのクラスに森絵都が好きな女の子がいたので、…
今日のエントリは、つまみ食い読書。西尾実国語教育全集にある教師教育論からの個人的メモです。 長野県に引っ越して初のゴールデンウィーク、家族でブックオフ巡りをしたら、某店に西尾実国語教育全集が全巻まとめて売ってあって「おお…
僕は自分の「直感」「経験」「信念」をあまり信じたくないタイプです。もちろんどんな教育も実践者の信念に影響されないはずはないのだけど、どんな優れた教師でも、その直感は無謬ではないし(いわんや自分をや…)、信念は…
吉田新一郎さん訳のシリーズを継続して読まれている方には「今さら」になりますが、2017年刊行のこの本の感想を。前に読んだときは「ライティング・ワークショップとかの枠組みの本だな」とさらっと流してしまったのですが、再読して…
この本、いかにも岩波ジュニア新書という良い本でした。中高生と教員がフェアに部活の話をする上での土台になる本として、お薦めします。 世の中には部活を作りたい、頑張りたいという生徒もいれば、嫌だ、辞めたいのに辞められないとい…
創造性、クリエイティビティ。思考が柔軟で、新しい発想ができること。それは、僕に欠けているものの一つである。諏訪正樹『身体が生み出すクリエイティブ』は、クリエイティブとはどういうことか、その源は何なのか、そして日常生活で自…
つかの間のお盆休み、いかがお過ごしでしょうか。僕は、8/18(日)に参加する日本国語教育学会の全国大会の発表資料を作ったり、小学校免許のレポートを書いたりして過ごしています(そういえば去年のこの大会、甲斐利恵子先生をはじ…
風越ワークショップも前半戦を終えて、これから短い夏休みに入ります。色々と予定はあるのだけど、まずは「創作」についての本を読んだのでご紹介。創作という教師にとって二の足を踏む授業に接近するための、なかなか有用なハンドブック…