「書けない」から「書ける」へのプロセスを描く。はやみねかおる『めんどくさがりなきみのための文章教室』
都会のトム&ソーヤ、怪盗クイーン、名探偵夢水清志郎….風越の子にも人気のヒット作を生み出す児童書作家・はやみねかおる。彼が書いた「文章の書き方」本を読んでみた。 3部じたての構成が素敵 この本の構成は全部で以…
都会のトム&ソーヤ、怪盗クイーン、名探偵夢水清志郎….風越の子にも人気のヒット作を生み出す児童書作家・はやみねかおる。彼が書いた「文章の書き方」本を読んでみた。 3部じたての構成が素敵 この本の構成は全部で以…
この冬休み、読書猿さんの『独学大全』全752ページを一気読み。タイトル通り、独学のための百科事典である。この種の本としては異例の(前例もあまりなさそうなのでこの表現も変かな…?)ベストセラーなので、どんな本か…
読書記録を振り返ると、2020年は自分の読書傾向の変化がはっきりと出た年だった。高校現代文教員だった頃によく読んでいた評論系をほとんど読まなくなり、代わりに児童書が一気に増えた。読む対象が児童書中心になったので読む冊数は…
『学び合い』(二重かぎかっこ学び合い)の実践者である高橋尚幸さんの『流動型『学び合い』の授業づくり』を読んだ。『学び合い』自体にはあまり好意的ではない僕でも読んで得るところの多かった本なので、メモを残しておきたい。 個人…
職場の同僚とやっている読書会(と言っても毎回ただの雑談になってしまうのだけど…)で読んだ本。経済界の要求に応えてコンピテンシーを育てようとする現代の教育の問題点を指摘した上で、教育を社会問題を解決する場ではな…
小学校3年生からChromebookを使っている軽井沢風越学園だけど、「本当にこれでいいのかな?」という声がちらほらスタッフから出ているのも事実。特に、国語の時間では3年生からChromebookのドキュメントで好んで書…
風越で僕が受け持つ6・7年生の作家の時間(ライティング・ワークショップ)では、もうすぐ短歌と写真を組み合わせた創作の授業が終わるところ。授業の振り返りは終わってからにして、今回のエントリでは授業づくりの参考になった本をま…
小池陽慈さんの新刊『一生ものの「発信力」をつける 14歳からの文章術』を読んだ。これまでも「文章の書き方」本を何冊か読んできたけど、それぞれ、著者が何を「書くこと」の柱だと考えているかが伺えて、なかなか面白い。この本につ…
「あなたの授業づくりの基本はなんですか?」と問われて即答するのは難しい。その答えは自分の立ち位置の宣言でもあるからだ。つい、あれもこれも…と答えたくなる。先日、手持ちの「国語授業づくり」に関する本を何冊か読み…
少し前の話になりますが、2019年6月から一年間(12回)、東京学芸大学の渡辺貴裕先生と一緒に、「内外教育」誌で書評コーナー「良書発掘」を担当していました。個人的な備忘録も兼ねて、扱った本をここでまとめておきます。基本的…