クラシックなものから、軽いものまで。エッセイのブックリスト
今学期のライティング・ワークショップは、「小説かエッセイのどちらかを書く」という課題。僕もこの機会にエッセイを色々と集めて読んでみたのですが、「ザ・随筆」と呼びたくなるような古風なエッセイから始まって、今の作家によるお気…
今学期のライティング・ワークショップは、「小説かエッセイのどちらかを書く」という課題。僕もこの機会にエッセイを色々と集めて読んでみたのですが、「ザ・随筆」と呼びたくなるような古風なエッセイから始まって、今の作家によるお気…
ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップへの関心から僕のブログを読んでいる人には、読者の方もきっと多い吉田新一郎さん。 その吉田さんの本のうち「読む力はこうしてつける」と「考える力はこうしてつける」の増…
流行中のインフルエンザB型がついにあすこま家を襲い、小3息子と小6娘が相次いで罹患。そして今日は妻も体調不良で寝込むという危機的状況での読書記録。一冊ごとにエントリを書くのが手間なので、2018年1月に読んだ本のうちから…
以前に下記エントリで書いた通り、昨年読んでとても面白かった本を自分のためにまとめておく。この本、基本的にはスポーツのような「身体を使った学習」についての本だけど、考えてみると「教える」って、周囲の環境の中で自分の体感を頼…
あけましておめでとうございます。今年のお正月は、In the Middleとともに過ごしています(笑)というわけで、2018年最初のエントリは、去年読んで面白かった本たち。去年の後半、読んだ本についてこのブログでその都度…
岡田暁生さんの本は以前に「西洋音楽史 クラシックの黄昏」を「勉強になるなあ」と読んだことがあって、それ以来の読書。音楽の本なのだけど、読書や国語の授業にも通じるところがたくさんあって、面白い本だった。ここでも、そういう観…
岩波ジュニア新書には、けっこうな頻度で、その分野の入門書として大人の僕が読んでも面白い本が存在する。田中ゆかり『方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く』も、方言研究者の筆者が現代の方言の「ヴァーチャル化」現象について分…
もしあなたがリーディング・ワークショップに関心があり、英語読書にさほど抵抗感がないのなら、この本はマストバイの一冊かもしれない。この本は、読むことに関する多数の研究成果にもとづいて、読む力を伸ばすためには「実際に読む時間…
大きな改訂がなされる新学習指導要領。そこで注目されているのが、コンピテンシーの訳語として使われている「資質・能力」という言葉である。「何を知っているか」よりも「その知識を使って対象とどのように関わるか」「どのような問題解…
養護教諭の先生に薦められて読んだ本。「いま、会いにゆきます」の著者である作家の市川拓司さんが、注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー障害(AD)を抱える自身の半生を振り返りながら、その自分の特性が強みにもなること…