[読書]小中学校の書写を教える先生や、人前で字を書く人におすすめ。松本仁志「筆順のはなし」
僕が子どもを学校に通わせることになって驚いたのが、漢字練習の負担の多さ。もちろん担当の先生の個人差もあるのだろうけど、授業中の漢字練習の時間だけでなく、毎日宿題にも出る。中学校になってやっと解放されるかと思いきや、なんと…
僕が子どもを学校に通わせることになって驚いたのが、漢字練習の負担の多さ。もちろん担当の先生の個人差もあるのだろうけど、授業中の漢字練習の時間だけでなく、毎日宿題にも出る。中学校になってやっと解放されるかと思いきや、なんと…
村上公也・赤木和重「キミヤーズの教材・教具」はなんとも不思議な本だ。まず、タイトルが不思議。キミヤーズという、いかにもアメリカの学習心理学の研究者っぽいこの名前はだれ? ページをめくると出てくる、「もう一人の自分」とか「…
ピーター・グレイ「遊びが学びに欠かせないわけ」を読んだ。吉田新一郎さん翻訳のシリーズ?である(吉田さんが翻訳する本は一貫して彼の信念に沿った本が選ばれるので、良くも悪くともシリーズの名前がふさわしい)。 昨年から今年にか…
いやあ、これはすごい本。保育園の現場における「気になる子」にどう対応するか、特にどのように言葉がけするかという本なのだけど、保育関係者だけに読ませておくのはもったいない。「気になる子」の「気になる行動」の裏側に何があるの…
2018年7月の読書は合計で12冊。前半は成績処理で読書する暇はなかったけど、後半にピッチが上がってだいたい平均的な冊数に届いたかな。恒例の、この月に出会った良い本を紹介します。 [ad#ad_inside] 理性の力に…
昨秋から今年の春にかけては、吉田新一郎さんが手がけた本の出版ラッシュだった。あまりに数が多くて、僕はしばらく様子見のスタンス。そしてようやく読んだのが、筑波大学の長田先生、上越教育大の迎先生との共著である『言葉を選ぶ、授…
月末恒例の今月読んだ本のシリーズ。15冊読んだ先月の反動か、今月は少なかったです。再読の本やコミックを含めても7冊ですからね…。 まあ、原因はナンシー・アトウェルのIn the Middleの翻訳作業が大詰め…
物語を夢中で読む、登場人物になったように感情移入する…物語好きなら経験のある「没入体験」には、いったいどんな意味があるのだろうか。とても個人的で主観的なものであるがゆえに、これまで研究されることの少なかった「没入体験」。…
5月はゴールデンウィークがあったこともあって、読書頑張りました!15冊読んで、そのうちには650ページ越えの本も入っているので、最近でも一番充実した読書月間だったんじゃないかな? では、5月に読んだ本の中からお薦め本を書…
西郷竹彦が名詩と呼ばれる詩を読み解く技法を解説した全7巻シリーズ、「名詩の世界」を読み終えた。前にも読んだことあってその時は後半流し読みだったんだけど、今回再読。やっぱり勉強になる本で、小学校や中学校の授業で詩を扱う方に…