あけましておめでとうございます!2017年に読んで面白かった本のまとめ
あけましておめでとうございます。今年のお正月は、In the Middleとともに過ごしています(笑)というわけで、2018年最初のエントリは、去年読んで面白かった本たち。去年の後半、読んだ本についてこのブログでその都度…
あけましておめでとうございます。今年のお正月は、In the Middleとともに過ごしています(笑)というわけで、2018年最初のエントリは、去年読んで面白かった本たち。去年の後半、読んだ本についてこのブログでその都度…
岡田暁生さんの本は以前に「西洋音楽史 クラシックの黄昏」を「勉強になるなあ」と読んだことがあって、それ以来の読書。音楽の本なのだけど、読書や国語の授業にも通じるところがたくさんあって、面白い本だった。ここでも、そういう観…
岩波ジュニア新書には、けっこうな頻度で、その分野の入門書として大人の僕が読んでも面白い本が存在する。田中ゆかり『方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く』も、方言研究者の筆者が現代の方言の「ヴァーチャル化」現象について分…
もしあなたがリーディング・ワークショップに関心があり、英語読書にさほど抵抗感がないのなら、この本はマストバイの一冊かもしれない。この本は、読むことに関する多数の研究成果にもとづいて、読む力を伸ばすためには「実際に読む時間…
大きな改訂がなされる新学習指導要領。そこで注目されているのが、コンピテンシーの訳語として使われている「資質・能力」という言葉である。「何を知っているか」よりも「その知識を使って対象とどのように関わるか」「どのような問題解…
養護教諭の先生に薦められて読んだ本。「いま、会いにゆきます」の著者である作家の市川拓司さんが、注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー障害(AD)を抱える自身の半生を振り返りながら、その自分の特性が強みにもなること…
これは素晴らしい本だった。小説を書きたいという生徒や小説って何だろうという生徒がいたら、これからの僕は、この本をまず薦めるだろう。ただし、君の予想とは違うかもしれないけど、という注釈つきで。何しろ、具体的な書き方の助言が…
ノルウェー隊のアムンゼンとイギリス隊のスコット。南極大陸探検の物語というと、僕にはこの偉大な二人のライバル物語が頭に浮かぶ。でも、南極大陸には彼ら同様に強烈な印象を残す「偉大な失敗の記録」があった。それが、本書の主人公ア…
これはすごい本だ。名前だけは聞いていて読んでいなかった「悪童日記」。生徒が読んでいたのをきっかけに手にとったのだけど、一気に引き込まれた。賢すぎる少年たちのサバイバル。そっけない文体。そこから浮かび上がってくる「動物」と…
この本は、埼玉県立高校の学校司書として活躍されている木下通子さんによる、学校司書の仕事の紹介本だ。学校司書とはどういう仕事なのかというところから、学校との連携、ビブリオバトルや高校図書館フェスティバルなどのイベントの開催…