[読書] 最初の一冊にぴったり! 山本一成「人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?」
将棋の藤井四段の活躍が世間を賑わせているのをきっかけに、人間を超えた将棋AIポナンザの開発者による、人工知能の解説本を読んでみました。そしたらこれが面白かった。入門書として僕にはちょうどよかったので、僕くらいの超素人さん…
将棋の藤井四段の活躍が世間を賑わせているのをきっかけに、人間を超えた将棋AIポナンザの開発者による、人工知能の解説本を読んでみました。そしたらこれが面白かった。入門書として僕にはちょうどよかったので、僕くらいの超素人さん…
オンラインでの個別学習と対面の学習を「ブレンド」させたブレンディッド・ラーニング(Blended Learning)。それについて知りたかったらこの一冊だ。ブレンディッド・ラーニングとは何か、どのような種類があるのか、実…
今更ながら清岡卓行「手の変幻」を読んだ。「今更ながら」と書いたのは、高校1年生国語総合での評論の定番教材「失われた両腕」(ミロのヴィーナス)の出典となる本だからだ。どうやったらこういう文章が書けるのだろうと思わせる、表現…
昨年から読みたいと思っていた『サピエンス全史』をやっと読み終わりました。とてもとても面白かった! ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を思い出させるスケールの大きな歴史の本。文字通りサピエンスの歴史で、読んでて楽しい…
以前に僕もブログで書いたことがあるけれど、僕も「人は物語によって生きている」と思う。 そして、このテーマを扱った千野帽子「人はなぜ物語を求めるのか」がとても評判なのだそうだ。僕もやっと読んでみた。タイトルだけの内容だけで…
僕の知人が何人も褒めていたので読んでました、広瀬友紀「ちいさい言語学者の冒険」。子どもの言葉の用法の「間違い」をもとに、ふだん気づかない日本語のルールを探る、という大変楽しい本でした。さすが、評判になってるだけある! […
近年急に聞くようになったアクティブ・ラーニングの言葉、そして新学習指導要領における「主体的、対話的で深い学び」…。この本は、共同通信社の教育担当記者による、近年の教育動向のレポートだ。近年の教育について一冊で…
この本は建築についての本だ。そんなこと、タイトルから誰だってわかる。でも、この本は、建築の世界ではまだ駆け出しとされる30代の建築家が、表現者としての自分の半生を語っている本でもある。そのありようがとても興味深く、常に「…
下記エントリで書いたとおり、ルーブリックに対しては否定的な印象のあすこまですが…今年は少しは勉強しようと思ってます。 そこで、まずはこんな薄い本を手にとってみた。今日はこの本の中の「加筆式ルーブリック」につい…
本でも映画でも音楽でもいい、自分が何か他のものに出会って感じた心の揺れを、文章にして伝えたい。でも、技術も勇気もなくておずおずと足踏みしている。本書は、そういう書きたい人に送られた「批評の書き方入門」である。具体的な書き…