今更ながら、『みをつくし料理帖』シリーズを読み通した。
主家筋にあたる料理屋・天満一兆庵の再建を目指しつつ「つる家」で料理に勤しむ女料理人の澪の物語。彼女を支える周囲の人々が基本的にみんないい人ばかりで、なんとも心温まる一つ一つの挿話が積み重ねられ、その先に大きな物語が紡がれる。家族みんなで安心して読めるホームドラマ時代劇の趣です。そして、何より料理の描写がなんとも美味しそう。巻末には物語に登場する料理のレシピが載っているので、思わず作ってしまう人も多いはず。
『八朔の雪』から最終巻の『天の梯』まで全10巻。ドラマ化もされた有名シリーズとのことだけど、この冬に初めて手にとり、ようやく読了。基本的に仕事目的の読書になりがちな日々なので、こんなに長いシリーズ物小説を読んだのは久しぶりだった。薦めてくれた妻のおかげ。楽しい日々をありがとう。[ad#ad_inside]


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