46歳の誕生日は妻とふたりで山小屋に。最高の週末でした。

昨日の7月8日は46歳の誕生日でした。46歳!いよいよ50歳が近づいてますな…というのはさておき、今年の誕生日は土曜日で、例年と違うスペシャルな日に。なんと、妻と北八ヶ岳の高見石小屋に泊まってきた。思い出深い1日だったので、雑談エントリとしてブログに書いちゃおう。

目次

高見石小屋でのイベントに参加しました

高見石小屋は僕の好きな北八ヶ岳の山域にあり、麦草峠から1時間ちょっとでつけるアクセスの良い山小屋。「星とランプの宿」として知られ、名物の揚げパンも人気なこの宿、僕はこの冬にトミー(冨田明広さん)と一緒に、初めて泊まったところだ。

そんな高見石小屋が、僕の誕生日になんと「星と料理で味わう宮澤賢治『銀河鉄道の夜』というイベントをやると知ったのは5月。そりゃあ行くしかないでしょう。予約開始当日の夜の時点であえなく「キャンセル待ち」だったのだが、無事にキャンセルが出て、行けることに。

小雨の苔の森を歩く

当日の7月8日は霧も出る小雨がちな天気。普通なら「あいにくの天気」だけど、実は僕の妻は体質的に日光にとても弱くてアウトドアがダメな人なので、最高の天気。なんと言っても今は雨がちで、北八ヶ岳の苔が美しい時期。麦草峠からゆっくりと苔の森を散策した。

こんな薄暗い森を1時間半ばかり歩いて標高を上げると、そこはもう高見石小小屋。ドアには、銀河鉄道からジョバンニとカムパネルラが眺めたりんどうの花があしらわれていて、期待が高まる〜!

充実のレクチャーとお料理

この日のイベント、大きな目玉は、加倉井厚夫(かくらい・あつお)さんによる宮澤賢治と「銀河鉄道の夜」のレクチャー。加倉井さんは、天文愛好家でもあり宮澤賢治の研究者でもある方で、「賢治の事務所」管理人。このレクチャーが面白かったな。僕は職業柄ふつうの人よりは宮澤賢治についてくわしいと思うのだけど、加倉井さんのお話はマニアックすぎず、やさしすぎずで、とても楽しめた。

お話の中で印象的だったのは、「『銀河鉄道の夜』は宇宙旅行のお話じゃないんですよ」と強調していたこと。原作を読めばその通りなんだけど、やはり「銀河鉄道999」の影響なのか、鉄道が星々の間を走るイメージが流布してしまっているようなのだ。個人的には、『銀河鉄道の夜』に、出てくる星座のモチーフが、北十字星(白鳥座)から南十字星(みなみじゅうじ座)まで、改めて整理されていたのがとても良かったな。あと、お話の中に出てくる黒曜石の星図が十勝工芸社という会社で販売されていたのが驚き。ほ、ほしい…!

そんな加倉井さんのお話は、途中で「星めぐりの歌」や『銀河鉄道の夜』朗読も挟みつつ、2時間ほど。その前後半の間でのお料理も、山小屋の食事とは思えないボリュームと美味しさ。

「鳥捕りのチキンソテー」(なんとチョコレートソース!)や「プリオシンテリーヌ」など、作中に出てくるものをモチーフにした料理が本当に素晴らしかった。お腹いっぱい。

このテーブルセットも、烏瓜の灯籠をイメージしたライトをはじめ、作中に出てくる植物があしらわれているのだそう。すごい!

思い出深いプラネタリム番組の上映…!

食事やレクチャーの後は、加倉井さんも制作に関わったという、KAGAYAさんのCG作品のプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」の上映。これ、実はとても思い出深い作品。というのも、いま高3の長女が幼稚園の時に大好きだった番組で、当時、毎週のようにプラネタリウムに通っていたのである。妻曰く、「ではみなさんは….ご承知ですか?」との作品冒頭のセリフに、「うん、ごしょうちー!」と答えていたそうだ。KAGAYAさんのCG作品のDVDも買ったし、僕も当時はよく『銀河鉄道の夜』を読み聞かせしていて、娘は特に「銀河ステーション」の章がお気に入りだった。

そんな思い出深い作品に、このイベントでも再会できるとは! 当時はまだ子どもも小さかったけど、今では手を離れて、こうして夫婦2人で誕生日に一泊旅行にも行ける。時の流れを感じましたねえ。うん、いい夜だった。

最高の誕生日でした

山小屋はスマホの電波も入らないから、ゆったり時間が流れるのもいい。イベント以外の時間は、妻とごろんと寝そべって『銀河鉄道の夜』のいくつかのバージョンを読み比べたり、家から持ってきた新田次郎『孤高の人』(『単独行』の加藤文太郎の伝記小説)を読んだり。

とまあ、美味しい食事をいただいて、楽しいお話を聞いて、本を読んで、….最高の誕生日でした。翌日も温泉に入って、ゆっくりランチを食べて、久しぶりに、何も仕事をしない週末だった。こういう日もいいなあ。ほんと、いい週末だった。46歳も、こんなふうにいい年になりますように。

過去の誕生日エントリは…

ついでに、ブログの過去記事から「誕生日エントリ」を探してみました。誕生日エントリは2015-2018年までは毎年書いてたんだなあ。人生の記録になるし、またちょこちょこ書いてみようかな。

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