今日は短く、ブックマーク代わりの記事紹介です。以下のサイトがシェアされてきて、校舎のデザインがとても面白かった。
目次
環境も重要! 「カーンアカデミー」の設立者が作った究極の学校をのぞいてみた
https://www.businessinsider.jp/post-105688
フレキシブルな学習環境デザイン
リンク先には、校内の色々な画像があって目移りしてしまう。フレキシブルな空間。一人での学習も協働しての学習もできる場所、というあたりがキーワードかな?
学習環境を1つのカリキュラムや方法でまとめるべきではありません
という設計者のKurani氏の言葉が面白い。「教育は変化するもの」という信念をもとにデザインされている学校。
徹底的に生徒の自立をうながす仕組み
もとのKahn Lab Schoolのサイトもちょっと見てみた。
Kahn Lab School
https://khanlabschool.org
こちらでは学校の理念からはじまって、カンファランスやポートフォリオを用いた評価や、social & emotional learningのことも少し書いてある。動画もあって、興味深い。
個人的に、一番見てて面白かったのは、次のページ。
What Makes Us Different? Kahn Lab School
https://khanlabschool.org/why-khan-lab-school
- 生徒を学齢や成績ではなく、independent level(自立度)で分ける
- 生徒は学齢ごとにクラスがあがるのではなく、自立度によって次のクラスに行く
- 教師からの学び、ピア学習、個別のブレンディッド・ラーニングとの融合
- 生徒はアドバイザーの助言をもとに、自分の学習目標と次の週の予定を決める
- 授業は、自己学習の「オーナーシップ・タイム」とグループ学習やPBLの「スタジオ・タイム」
- 学校は午後6時まで。午後4時〜6時はExtended Day。代わりに宿題はない
- 学習のエビデンスとして、ポートフォリオと熟達度の成績表がある
…徹底して「生徒に学びのオーナーシップを持たせる」ことが意図されている。「生徒の自立を目指す」的な謳い文句の学校は少なくないけど、自立度をもとに生徒をグループ分けするっていうのは驚くなあ。想像の範囲外。実際、どうやってるんだろう?
どんなふうに働いているんだろう?
教師として興味があるのは、こういう学校では先生はどんなふうに働いているのかなあ?ということ。 そもそも、時間割の組み方とか、とても気になる。何コマ授業を持つの?いや、そもそも「時間割」の考え方が違うのだろうか。…自分の環境とはあまりにも違うので想像できないことばかり。生徒数が100人とあるから、少数だからできることなのかなあ。見学も受け入れているらしいから、いつか見に行ってみたいなあ。