日記。10日、白百合女子大学で開催された学校図書館プロジェクトSLiiiCのサマーワークキャンプの懇親会に行ってきた。本当は本編の岩瀬直樹さんの講演と甲斐崎博史さんのワークショップに参加したかったけれど、申し込みが殺到したらしく、僕が募集に気づいた時はすでに閉め切られていて懇親会しか空きがなかったという…。
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学校図書館プロジェクトSLiiiC
お久しぶりも、初めましても
この種のイベントに顔を出すのはほぼ一年ぶり以上ということもあって、東京や横浜でライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップに取り組んでいる先生方との再会あり、ツイッターでつながっていた方との対面あり、新しい方々との出会いあり。「あすこまさん、帰ってきたんですね」「戻って来ないんじゃないかと思ってて…」というやりとりで、帰ってきたんだなあという実感もわいてきた(笑)
「はてしない物語」クイズ大会も
懇親会ではエンデ「はてしない物語」のクイズ大会もあったので、事前にさらっとだけど読み直し。クイズ以外にも、同じグループの方とは自然発生的にこの本の感想を交換するような場もあった。
久しぶりに読んだ「はてしない物語」、バスチアンが、ファンタジー小説の主人公らしくなく、「周囲に賞賛されたい、英雄になりたい」という思いでだんだん深みにはまっていくプロセスがとても好きだ。そろそろ娘(10歳)も読めると思うし、彼女に読んでもらって感想も聞いてみたい。
二学期の授業の刺激に
懇親会の途中では、主催者の方のはからいで、急遽、アトウェルの学校での授業について簡単に報告させていただいた(関連エントリは下記)。
他にも、授業見学を申し込み、申し込まれ、大人と高校生と小学生がまじって読書会したらどうだろうみたいな思いつき話をして…ここから何か(負担が重くない程度に)はじまっていけばいくのもいいなあと思う。また、10月か11月にはアトウェルの学校の授業についてあらためて報告する依頼もいただいたし、リーディング・ワークショップの授業見学もして自分の授業にもつなげていきたいと思う。僕は家族との時間を増やしたいので、この種のイベントは定例の勉強会を除いてあまり出ないようにしようと思っているのだけど、いざ出るとやっぱり色々と刺激になるのだ。
ただ面白かったのは、実践している皆さんと話をする中で、実践そのものよりも、そこで何がおきているのか観察・記述するほうに、自分の関心が傾いてきているのを感じたこと。これはやっぱり留学の影響に違いない。
そんなこんなで、帰ってきたなという実感と、以前とはやはり自分の興味が少し違うなという実感が、同時にわいてきた一日だった。