教育現場の「わかる」と「わからない」に橋をかける:教育研究のもう一つの役割
昨日、「繊細な感覚を持たない僕みたいな人のために、「安心・安全な場」を記述する研究があればいいのに」ということを書いた。今日はその後日談的な短いエントリ。 教育研究のもう一つの役割 昨日のエントリを書いてみて気づいたのは…
昨日、「繊細な感覚を持たない僕みたいな人のために、「安心・安全な場」を記述する研究があればいいのに」ということを書いた。今日はその後日談的な短いエントリ。 教育研究のもう一つの役割 昨日のエントリを書いてみて気づいたのは…
文科大臣の「教育の強靭化に向けて」というメッセージに絡めて、岩瀬直樹さんがブログで「安心・安全な場」について書かれている。メッセージの解説に始まって、そのような学習を成立させるためにはそもそも何が必要なのかという話。良い…
このブログで何度か話題にしているが、作文教育には「書き手としての教師」(teachers as writers)というアプローチがある。今日はそのトピックについての最新の文献を紹介してみよう。 「書き手としての教師」(t…
先週末、一泊でパリに行ってきた。主目的はフランス留学中の勤務校卒業生たちとの交流だったのだけど、帰国前にパリ市内ポンピドゥーセンターの中にある「公共情報図書館(Bibliothèque publique d’inform…
先週のこと。パリに出張にいらした日本の教育関係者の方数名が、ついでにエクセターにも立ち寄ってくださった。その中には、日本の高校の先生、それも、ICT活用や高校生の「研究」活動でかなり有名な先進校の先生もいらっしゃった。そ…
「書くこと」や「書かれた文章」をめぐってはいろいろな分類方法がある。下記エントリで紹介した「書くことの言説の分類」もその一つだと思うけど、今日は作文教育の研究者Peter ElbowのEveryone Can Write…
今日は留学生活の雑談。全体的にこぢんまりした住みよい街のエクセター。観光名物は特にないけど、街の中心地にあるエクセターの大聖堂を紹介してみる。 街のシンボル、大聖堂 エクセターの街に到着した昨年9月上旬のこと、どこからか…
下記エントリの続き。エクセター大学での「リフレクションのモデルを選び、それに基づいて振り返る」という課題、僕は結局ブログで紹介したthe six dialogical movementsモデルを使って書いた。今日はそこか…
ここ最近ずっと書いていた課題を締め切り当日になんとか提出。語彙力のなさを痛感するととともに、どうやって自分や生徒の語彙力を伸ばしたら良いのだろう、ということについて書いてみる。ちなみに過去の課題提出時の感想は下記エントリ…
僕がいつかやってみたい授業に、前に書いた「インタビュー記事を書く」と並んで、「料理文集」がある。忘れないうちに個人的なメモとして書いておこう。 「食べて書いて共有する」シンプルな授業 授業は土曜日などに開講される選択制科…