生徒は自分で学ぶ環境をつくる。リーディング・ワークショップの授業風景スケッチから。
先週今週は複数の方がリーディング・ワークショップの授業を見にきてくださった。おかげさまで僕の授業の課題も見えてきたのだけど(これは後日書く)、それよりも高校時代に美術部だったという国語の先生が「読む時間」の最中に描いてく…
先週今週は複数の方がリーディング・ワークショップの授業を見にきてくださった。おかげさまで僕の授業の課題も見えてきたのだけど(これは後日書く)、それよりも高校時代に美術部だったという国語の先生が「読む時間」の最中に描いてく…
リーディング・ワークショップの「読む時間」は、外から見る限り生徒はただ本を読んでいるだけ。そこで、はじめてリーディング・ワークショップを見た方には、同じく個別読書(Independent Reading)である「朝の読書…
大きな改訂がなされる新学習指導要領。そこで注目されているのが、コンピテンシーの訳語として使われている「資質・能力」という言葉である。「何を知っているか」よりも「その知識を使って対象とどのように関わるか」「どのような問題解…
今日は短めの更新を。今学期もリーディング・ワークショップ(の個別自由読書)をはじめました。しかも今学期は、11月に勤務校の教育研究会で公開授業をする予定。それをきっかけに、今学期はリーディング・ワークショップの勉強をしよ…
「お父さん、私、悪魔に魂を売ったの」。先日、小6の娘がそう言い出したので何かと思ったら、読書感想文のコンクールでどうしてもクラス代表に選ばれたい、できれば入選したいから、手伝ってほしいということだった。実はあすこま家は僕…
養護教諭の先生に薦められて読んだ本。「いま、会いにゆきます」の著者である作家の市川拓司さんが、注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー障害(AD)を抱える自身の半生を振り返りながら、その自分の特性が強みにもなること…
またしても、教育の文脈における大人から子どもへの暴行(いわゆる「体罰」)を肯定的に語る人たちがいる。本人にも原因がある。親が了承している。本人だって納得しているじゃないか。自分の子どもの頃はこんなの当たり前だったR…
これは素晴らしい本だった。小説を書きたいという生徒や小説って何だろうという生徒がいたら、これからの僕は、この本をまず薦めるだろう。ただし、君の予想とは違うかもしれないけど、という注釈つきで。何しろ、具体的な書き方の助言が…
SNSで知った資料へのリンクを自分用に保存ついでにご紹介。「子供の読書活動推進に関する有識者会議」(第1回)で配布された資料「子供の読書活動に関する現状と論点」が、現状をさっと把握するための資料としてよくまとまっていて、…
読書教育に関心のある国語教師(特に高校教師)にとって大きな「壁」の一つが、「自分の選んだ良い文章を読ませたい」という教師自身の思いだと思う。今日は、ナンシー・アトウェルがその思いとどう向き合ってきたかについて書いてみたい…