長女が小学校を卒業しました

私的な内容の更新です。先週末、長女が無事に小学校の卒業式を迎えました。入学式の時の写真を見ると、僕の腰あたりにくっついていた娘が、卒業式の袴姿の写真では、もう僕の肩を超えたくらいに。この6年間、本当に大きく成長したんだなあ、と感慨深い。


ちなみに、卒業式が異文化体験という意味で面白かったです。自分もやった懐かしの「卒業生と5年生の声の掛け合い(今は歌も歌いまくりなんですね)」、37人もいる来賓、式後の「最後の授業」、保護者と5年生でアーチを作っての見送り…。合計で2時間半!自分の勤務校は40分で終わるので、新鮮でした。
娘は保育園の頃から、本が好きで先生の言うことをよく聞く「優等生」タイプの子どもでした。僕にとって初めての子どもだったこともあり、幼い頃に親の理想を押しつけて大人の前で「良い子」にふるまわせすぎたんじゃないか、そのせいで余計な辛い思いをさせたんじゃないかとか、振り返ると、後悔もけっこうあります。でもまあ仕方ないよね、親も一緒に育つものなんだもの…とも思いつつ。

この1〜2年の成長を感じます

特に、ここ2年くらいは、彼女にとって、色々なことがあった2年間でした。イギリスで暮らした小4から小5にかけて、異文化に放り込まれて、キリスト教絵画に興味をもったり、ムスリムの友達を持ったりしたこと。帰国後に「英語に力を入れている学校に行きたい」と中学受験を希望したものの、基本的な生活習慣が乱れたので、次の春には諦めた(というか親にやめさせられた)こと。学校で『学び合い』に熱心な先生に出会って、最初は嫌々ながらもそれに取り組み続け、だんだん好きになっていったこと。総合の学習で、みんなをどうまとめていくか試行錯誤したこと。そういう経験を経て、世界が広がったし、「最初は嫌でもやり続けると価値がわかることがあると知った」と振り返ってくれました。

上記の中で、僕が一番印象に残っているのは「中学受験をやめさせた」こと。何より、僕自身が中学受験をしてとても良かったと思っているので、つい自分と似たコースを歩いて欲しいと思っちゃうんだなあ。とても迷いました。でも、発展的な勉強よりも基本的な生活習慣(自分のことは自分でできる)を身につけることを優先して欲しくて、何度か話し合った末、あきらめさせました。

不安も大きかったので、彼女がそれから後、誰にも言われずに朝に早起きして公園でダンスの練習をしたり、自分で進んで勉強をしたりするようになったことが、とても印象に残っています。しっかりと成長してきて、これなら将来自分の力で自分の道を切り開いていけるかなーって。まあ、今はもう早起きしなくなったんだけどね!

ブログを書き始めました

ところで、卒業を目前にした一ヶ月ほど前から、彼女がブログを書き始めました。やり方を聞かれたので、無料で運営できるサイトの比較サイトを教えたところ、はてなブログにしたようです。

うぐいすの音

http://chirpspring.hatenablog.com

特別な才能や知識があるわけでもない12歳女子のブログなので、アウトプットされた情報にどれだけ価値があるかどうかは正直わかりません。でも、アウトプットよりも、知識を得たり、自分の考えを深めたりするインプットの手段としてブログを書くといいよ、ということを伝えました。小学校卒業を機会に僕のiPhoneも与えたので、これからはLINEとの付き合い方も学んでいかないとねー。

ともあれ、卒業おめでとう。春からの中学校生活、楽しく頑張ってください。

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