[読書]学校を「わがまま」できる空間に。富永京子『みんなの「わがまま」入門』
この本は社会学者の富永京子さんが書いた若者向けの「社会運動」入門書。だけど、学校の教員が読んでもとても面白い。なぜなら、ここに提唱していることの「反対」を学校がやり続けていることに気づかされるからだ。僕は苦笑しながら読ん…
この本は社会学者の富永京子さんが書いた若者向けの「社会運動」入門書。だけど、学校の教員が読んでもとても面白い。なぜなら、ここに提唱していることの「反対」を学校がやり続けていることに気づかされるからだ。僕は苦笑しながら読ん…
風越学園も夏休みに入り、今の僕は夏休み明けの国語のカリキュラムを考える一週間に突入している。実は心はもう「今後」に移っているのだけど、忘れないうちに、ここに「これまで」のことも記しておこう。 [ad#ad_inside]…
風越学園の国語の授業は、作家の時間と読書家の時間をメインにやっています。僕の受け持ちクラス(6・7年生を基本にしたクラス)では、作家の時間には最初にエッセイを書いてから「詩人の時間」へ。詩の創作のアプローチを整理したり、…
休日ブログ連続更新チャレンジ。今日の更新は、先日のブログの追記です。この夏に応募できる作文コンクール情報、SNSで寄せられた情報を元にして、18個を新たに追記しました。いやあ、まだまだあるもんですね…。物語や…
国語の先生ならよく知っていることですが、国語の教科書には各学年教科書ごとに本を紹介する「読書案内」的な単元があります。個人的な調べ物としてそこで掲載されている本の一覧を入手したかったので、小中学校国語教科書ウェブサイトの…
この春は下記エントリにもあるように「詩の書き方」本をそれなりに読んできたわけですが、ここにきて「これはいい!」と膝を打つ本に出会ってしまいました。それが石毛拓郎『詩をつくろう』。もう中古本しかないようだけど、在庫があるう…
今年も頑張って更新しました、作文コンクール情報の2020年度版です! 夏休みはこういう取り組みに挑戦するチャンス。活用していただけたら嬉しいです。「こんなコンクールもあるよ」という情報提供もお待ちしています。特に、自分は…
「米教授研究 小・中学生の「宿題」成績向上に効果なし」と題された新聞記事の写真が、わりと定期的にfacebookでシェアされてきます。これ、宿題研究で著名なクーパーの研究を引用しているのですが、見るたびに、「いや、クーパ…
最近には珍しく平日朝の更新。手短にお知らせです。先日のエントリ「「詩の書き方」をどう教える? 4つのアプローチを整理してみた。」に、大学院で詩の授業の研究をされ、今は公立中学校の先生をされている横濱崇之さんから、大変有益…
風越学園の国語の授業では、僕は6・7年生を担当している。「作家の時間」(ライティング・ワークショップ)の1回目のサイクルではエッセイを書いて、次は詩を書く予定。詩の授業は僕が風越学園で頑張りたい実践の一つで、今も校内サイ…