失敗、失敗。書くことには時間が必要…。
今日の高校の授業では、小説の結末部分についての解釈を書いてもらい、それを横一列で交換してコメントをつけていくという活動をした。 結末部分については一度すでに解釈を考えているし、20分の時間を与えたので大丈夫かなと思ってい…
今日の高校の授業では、小説の結末部分についての解釈を書いてもらい、それを横一列で交換してコメントをつけていくという活動をした。 結末部分については一度すでに解釈を考えているし、20分の時間を与えたので大丈夫かなと思ってい…
そんなわけで、昨日から今日にかけて、福井に行ってました。授業見学をさせていただいて、ついでに僕もライティング・ワークショップについて30分ほどお話させてもらった。授業見学の感想は後日書くとして、僕が話をする時に資料として…
滑川道夫『日本作文綴方教育史3 昭和編』を見ていたら、ちょっと面白い記述があった。著者の滑川自身が、自分の指導した尋常小学校5年女子の「通行するものの研究」という作文を、「調べる綴り方」の先駆けとしていたのだ。1930(…
気がついたら、先日ブログの総アクセス数が20000を超え、カテゴリ「作文教育」の記事の合計数が100になっていた。去年の9月からはじめたブログ、話題の中心は作文教育なので一応の達成感。というわけで、過去の「作文教育」カテ…
ずいぶん前に読み始め、一時中断し、この春シーズンの個人的課題図書にしていたWriting Voices。結果的にこのブログでも8回もとりあげていたが、ようやく読了。 Writing Voices: Creating Co…
引き続き読書中のWriting Voicesには、Professional Writersについての章が2つあって、そのうちの第9章では学校の教師と一緒に授業をつくったプロの書き手3人がその経験を語っている。 Writi…
Writing Voicesの読書から。作文教育研究の世界で有名で、わりとどの本を読んでも出てくる古典的なモデルに、Hayes and Flowerの提示した作文の認知プロセスのモデルがある。 Writing Voice…
今日はこちらのエントリの続き。引き続き、Writing Voicesから「書き手としての教師」について。 実際、教師自身が文章を書くことのメリットはとても大きい。前述のWriting Voicesでは、教師も文章を書く…
最近は一時In the Middleの読書を休止して、これを課題本に。途中まで読んで放り出してた本なのだけど、諸事情あって急いで読まねばならぬ次第。著者のTesra CreminとDebra Myhillはどちらも長年作…
作文教育の目的が「自立した書き手を育てる」ことにあるとすれば、生徒が自立した学習者として自己を調整(コントロール)できるようになることは、作文教育においても重要な課題になる。そして、このような自己調整を可能にする方策とし…