褒めるのが目的ではない! 作文のフィードバックのコツ
ある程度作文教育の経験がある人なら多くの人が納得するのが、「添削や教師のコメントは決して『間違いを修正する』ことではない」ということだ。えてして初心者は全ての間違いにいちいち赤を入れたくなるが、生徒はそれを一度に処理しき…
ある程度作文教育の経験がある人なら多くの人が納得するのが、「添削や教師のコメントは決して『間違いを修正する』ことではない」ということだ。えてして初心者は全ての間違いにいちいち赤を入れたくなるが、生徒はそれを一度に処理しき…
4つの時期に独断と偏見で分けて見てきた学習指導要領の「書くこと」領域。 ちなみに学習指導要領全体については以下のような有益なブログ記事があったのでご参考まで。 ▷ どの学習指導要領で育ったか (データえっせい…
短期連載中の学習指導要領「書くこと」を読もう企画。 ▼ 第4期となる今回扱うのは、現役の中高生が教わっている現行の学習指導要領だ。これは第一次安倍政権下で改正され、道徳教育や愛国心の涵養がうたわれた新教育…
学習指導要領「書くこと」を読む企画第三弾。過去2回のエントリはこちら。 今回は、2015年時点で20代〜40代の方が習った指導要領を扱いたい。この時期は、1970〜80年代に「詰め込み教育」の弊害(精神的な重圧や落ちこぼ…
下記エントリからスタートした、学習指導要領の「書くこと」領域を読もう企画。本日は第二弾。現在50歳〜70歳代なかばまでの方が習った学習指導要領をひとまとめとしてみた。 ▼ (1)1956(S31)年告示、1956(S…
日本の教育の方針や指導内容を定めているのが文科省が告示・実施する「学習指導要領」だ。学習指導要領をもとに教科書が作られ、それをもとに授業をすることが多いのだから、直接ではなくても日本の教育に影響力を持つ存在である。 では…
「書くこと」や作文教育と一口に言っても、色々な信念・立場・語り方がある。たとえば「学校では読書感想文や行事の感想文ばかり書かせて、実用的な文章の書き方を教えない!」と憤慨する人は、その時「実用的な文章の書き方を教えること…
とてもうれしい通知をもらった。President欄のNancie Atwell の名前! 来春、ナンシー・アトウェルの学校Center for Teaching and Learningを訪問して、4日間、リーディング・…
引き続き、Let’s Talkを読書中。普通、ライティング・ワークショップで言うところの「カンファランス」は、教師と生徒の一対一の面談を指す。たとえば以前に触れたこの本も、一体一での面談で教師がどのように質問…
夏は研修と出会いの季節。教員であるとないとを問わず、校外の方と知り合うチャンスである。その時、特に国語教師でない人に「はじめまして、あすこまです。特に興味があるのは作文教育です」と言うと、「あー、あれね…」的…