[読書]釘原直樹『人はなぜ集団になると怠けるのか』
タイトル買いの一冊。人が集団になった時に、意識的かどうかに関わらず「手抜き」が発生してしまい、ベストのパフォーマンスを出せない現象「社会的手抜き」について、さまざまな社会的手抜きを紹介し、なぜそうなるのかを多様な心理学の…
タイトル買いの一冊。人が集団になった時に、意識的かどうかに関わらず「手抜き」が発生してしまい、ベストのパフォーマンスを出せない現象「社会的手抜き」について、さまざまな社会的手抜きを紹介し、なぜそうなるのかを多様な心理学の…
※この小説の内容に言及しています。 ファンタジーの名作ゲド戦記を読み終えた。(ただ、外伝ドラゴンフライは読んでいないので、本編の全5冊だけ) ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版) [単行本(ソフトカバー)] アー…
歌人の河野裕子の乳がんの発見から最後の日までを、夫であり歌人の永田和宏が綴った記録。 歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年 (新潮文庫) [文庫] 永田 和宏 新潮社 2014-12-22 ▼ 驚い…
In the Middle読書日記、約半年続いたこの読書日記も、今回でついに完結編。これまでの40を超えるエントリを、後で自分が参照しやすいようにカテゴリ別にまとめておこうと思う。 ライティング・ワークショップってそもそ…
お仕事系読書で、石井英真「今求められる学力と学びとは」を読んでいる。副題に「コンピテンシー・ベースの光と影」とあるように、いわゆるDeSeCoのキー・コンピテンシーやATC21sの21世紀型スキルや、授業への取り入れに対…
明治時代から昭和戦前期にかけて日本語と英語で詩を書いた異色の詩人、野口米次郎(ヨネ・ノグチ)関連の文献が、近年増えてきた。昨年には初めてのヨネ・ノグチ学会も開かれたそうだ。僕はかつて彼に関心があったので、「学生時代にもっ…
小山田浩子「穴」を読了。掲載作品は芥川賞を受賞した表題作「穴」、「いたちなく」、そしてその続編とも言える「ゆきの宿」の三作。 穴 [単行本] 小山田 浩子 新潮社 2014-01-24 ▼ どれも田舎を舞台にした夫婦の話…
ずいぶん前に読み始め、一時中断し、この春シーズンの個人的課題図書にしていたWriting Voices。結果的にこのブログでも8回もとりあげていたが、ようやく読了。 Writing Voices: Creating Co…
娘(9歳)が読んでいることがきっかけになって、ナルニア国物語シリーズの7冊を一気に読み通した。実は僕はファンタジーを全く読まない子どもだったこともあり、シリーズを読み通すのははじめて。 「ナルニア国ものがたり」全7冊セッ…
今更ながら、『みをつくし料理帖』シリーズを読み通した。 八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫) [文庫] 高田 郁 角川春樹事務所 2009-05-15 主家筋にあたる料理屋・…