[読書]星野文子『ヨネ・ノグチ: 夢を追いかけた国際詩人』
明治時代から昭和戦前期にかけて日本語と英語で詩を書いた異色の詩人、野口米次郎(ヨネ・ノグチ)関連の文献が、近年増えてきた。昨年には初めてのヨネ・ノグチ学会も開かれたそうだ。僕はかつて彼に関心があったので、「学生時代にもっ…
明治時代から昭和戦前期にかけて日本語と英語で詩を書いた異色の詩人、野口米次郎(ヨネ・ノグチ)関連の文献が、近年増えてきた。昨年には初めてのヨネ・ノグチ学会も開かれたそうだ。僕はかつて彼に関心があったので、「学生時代にもっ…
小山田浩子「穴」を読了。掲載作品は芥川賞を受賞した表題作「穴」、「いたちなく」、そしてその続編とも言える「ゆきの宿」の三作。 穴 [単行本] 小山田 浩子 新潮社 2014-01-24 ▼ どれも田舎を舞台にした夫婦の話…
ずいぶん前に読み始め、一時中断し、この春シーズンの個人的課題図書にしていたWriting Voices。結果的にこのブログでも8回もとりあげていたが、ようやく読了。 Writing Voices: Creating Co…
娘(9歳)が読んでいることがきっかけになって、ナルニア国物語シリーズの7冊を一気に読み通した。実は僕はファンタジーを全く読まない子どもだったこともあり、シリーズを読み通すのははじめて。 「ナルニア国ものがたり」全7冊セッ…
今更ながら、『みをつくし料理帖』シリーズを読み通した。 八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫) [文庫] 高田 郁 角川春樹事務所 2009-05-15 主家筋にあたる料理屋・…
一青窈がつくった短歌に俵万智が添削をして推敲していくやりとりを記録した本。往復メールのかたちをとっているが、往復メールでもこんな添削風に作品の質をあげていけるんだと思える、とても面白い本だった。 短歌の作り方、教えてくだ…
今日のエントリは、昨日読み終えたこちらのベーシック編の続き。 土曜日でお休みだったので、午前中にアドバンス編を一気呵成に読み終えました。 今回はアドバンス編ということで、前半はベーシック編の流れを受けて、研究発表や論文…
自分が作文教育に興味をもつようになってから、「これを勉強しなきゃなあ」と思うようになったことが3つある。一つは、そもそもの興味の発端であるライティング・ワークショップ。これはそのために最低限の英語を学ぶことも含む。次に日…
娘(8歳)のおすすめ本、ズッコケシリーズ。一緒にお出かけする行き帰りの時間で読んだ。 三学期もはじまり、三人組のいる6年1組もうすぐ卒業間近。2月に行われる文化祭(学芸会)に向けて、「先生は、いっさい手も口も出さん。おま…
生徒の思考を発達させるのに、教室内の対話(教師と生徒の対話&生徒同士の対話)をどうデザインするべきかを論じた本。対話を用いた学習に関心の深い勉強仲間の国語の先生とペア読書で読了。僕も、作文の協同推敲に生徒同士の対話を活用…