[読書]俵万智『短歌の作り方、教えてください』
一青窈がつくった短歌に俵万智が添削をして推敲していくやりとりを記録した本。往復メールのかたちをとっているが、往復メールでもこんな添削風に作品の質をあげていけるんだと思える、とても面白い本だった。 短歌の作り方、教えてくだ…
一青窈がつくった短歌に俵万智が添削をして推敲していくやりとりを記録した本。往復メールのかたちをとっているが、往復メールでもこんな添削風に作品の質をあげていけるんだと思える、とても面白い本だった。 短歌の作り方、教えてくだ…
今日のエントリは、昨日読み終えたこちらのベーシック編の続き。 土曜日でお休みだったので、午前中にアドバンス編を一気呵成に読み終えました。 今回はアドバンス編ということで、前半はベーシック編の流れを受けて、研究発表や論文…
自分が作文教育に興味をもつようになってから、「これを勉強しなきゃなあ」と思うようになったことが3つある。一つは、そもそもの興味の発端であるライティング・ワークショップ。これはそのために最低限の英語を学ぶことも含む。次に日…
娘(8歳)のおすすめ本、ズッコケシリーズ。一緒にお出かけする行き帰りの時間で読んだ。 三学期もはじまり、三人組のいる6年1組もうすぐ卒業間近。2月に行われる文化祭(学芸会)に向けて、「先生は、いっさい手も口も出さん。おま…
生徒の思考を発達させるのに、教室内の対話(教師と生徒の対話&生徒同士の対話)をどうデザインするべきかを論じた本。対話を用いた学習に関心の深い勉強仲間の国語の先生とペア読書で読了。僕も、作文の協同推敲に生徒同士の対話を活用…
大村はまの教え子であり、晩年には世話もしていた苅谷夏子による、大村はまのエッセンスの紹介。大村はまの言葉の引用と、それについての苅谷のコメントという形式。 大村はま優劣のかなたに―遺された60のことば (ちくま学芸文庫)…
下記エントリで書いた横浜の「大人のブッククラブ」で読んだ本。アメリカのリテラシー教育を席巻したMosaic of Thoughtの著者であるキーンが、「わかるってどういうこと?」という小学2年生の少女ジャミカの問いに向き…
タイトルが気になって手にとった本。著者は九州大学で文章表現力向上の指導をされている方で、そこでの授業やアンケート調査がもとになっている。 「書くのが苦手」をみきわめる―大学新入生の文章表現力向上をめざして [単行本] 渡…
石川巧「『いい文章』ってなんだ? 入試作文・小論文の歴史」を再読&読了。 「いい文章」ってなんだ? 入試作文・小論文の思想 (ちくま新書) [新書] 石川 巧 筑摩書房 2010-06-09 いまいち中身が伝…
宇佐美寛『私の作文教育』を読んだ。「『私の』作文教育」と「私の」がついていることからもわかるように、著者の宇佐美先生(と、敬称をつけたくなる文章を書く人なのだこれが)の人格が全編ににじみ出ている本である。その意味では、作…