[読書]Mercer, N. & Littleton, K. Dialogue and the Development of the Children’s Thinking
生徒の思考を発達させるのに、教室内の対話(教師と生徒の対話&生徒同士の対話)をどうデザインするべきかを論じた本。対話を用いた学習に関心の深い勉強仲間の国語の先生とペア読書で読了。僕も、作文の協同推敲に生徒同士の対話を活用…
生徒の思考を発達させるのに、教室内の対話(教師と生徒の対話&生徒同士の対話)をどうデザインするべきかを論じた本。対話を用いた学習に関心の深い勉強仲間の国語の先生とペア読書で読了。僕も、作文の協同推敲に生徒同士の対話を活用…
大村はまの教え子であり、晩年には世話もしていた苅谷夏子による、大村はまのエッセンスの紹介。大村はまの言葉の引用と、それについての苅谷のコメントという形式。 大村はま優劣のかなたに―遺された60のことば (ちくま学芸文庫)…
下記エントリで書いた横浜の「大人のブッククラブ」で読んだ本。アメリカのリテラシー教育を席巻したMosaic of Thoughtの著者であるキーンが、「わかるってどういうこと?」という小学2年生の少女ジャミカの問いに向き…
タイトルが気になって手にとった本。著者は九州大学で文章表現力向上の指導をされている方で、そこでの授業やアンケート調査がもとになっている。 「書くのが苦手」をみきわめる―大学新入生の文章表現力向上をめざして [単行本] 渡…
石川巧「『いい文章』ってなんだ? 入試作文・小論文の歴史」を再読&読了。 「いい文章」ってなんだ? 入試作文・小論文の思想 (ちくま新書) [新書] 石川 巧 筑摩書房 2010-06-09 いまいち中身が伝…
宇佐美寛『私の作文教育』を読んだ。「『私の』作文教育」と「私の」がついていることからもわかるように、著者の宇佐美先生(と、敬称をつけたくなる文章を書く人なのだこれが)の人格が全編ににじみ出ている本である。その意味では、作…
この本つながりの読書。歌人の山田航さんの、たぶん第一歌集、なのかな? 世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の秘密 [単行本] 穂村 弘 新潮社 2012-06 ▷ 穂村弘・山田航『世界中が夕焼け 穂村弘の短歌の秘密』 さよなら…
沼野充義がホスト役となって繰り広げられる、文学をめぐる対談集。相手として登場するのはリービ英雄、平野啓一郎、ロバート・キャンベル、飯野友幸、亀山郁夫。時間/空間/ネットなどの境界を超えた「世界文学」への意識を軸に、様々な…
最近短歌に対する興味がちょっと上昇している。理由は単純で先日短歌の創作ワークショップに参加したから。 ▼ 講師役をして下さった先生が「かばん」同人ということもあって、「かばん」と言えば穂村弘さんと東直子さんし…
先週の勉強会で他校の国語の先生から教えてもらった漫画、こうの史代『夕凪の街 桜の国』。 夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) [コミック] こうの 史代 双葉社 2004-10-12 ▼ 100ページ…