[お知らせ]公開講座「詩の書き方は教えられるか」の関連動画第3弾、「詩が生まれること 困難さの超克とその意義」

いよいよ開催一週間前に迫った全国大学国語教育学会秋期オンライン大会ですが、僕がコーディネーターを担当する公開講座Ⅱ「詩の書き方は教えられるか」の事前公開動画第三弾、後藤和彦先生(和歌山県田辺市近野中学校)「詩が生まれること 困難さの超克とその意義」が公開されました。まとめ資料もYoutubeの説明ページからダウンロードできます。

これまで、文学研究者の立場から広く詩の創作をめぐる言説史について竹本寛秋先生に、詩教育の歴史について児玉忠先生にお話いただきましたが、今回の登壇者は現場の先生です。中学校の国語の先生であり、詩人でもある後藤和彦先生に登壇をお願いしました。これまでの後藤先生の多様な詩創作のアプローチを報告・整理してくださっています。牟礼慶子「見えないだけ」や工藤直子「のはらうた」など、光村図書の中学校教科書に出てくる詩を扱った授業も出てくるので、現場の先生には直接参考になります。

国語科教員の方にはぜひご覧いただきたい動画です。ぜひどうぞ。前回と同様、質問も受け付けています。お三方に合わせての質問もどうぞ!

事前質問受付フォーム

なお、僕が後藤先生に初めてお会いしたのは、2018年の日本国語教育学会でした。下記エントリで出てきた、「走れメロス」について発表されていた「若手の先生」が後藤先生です。きちんと先行研究を調べていらして誠実な先生だなあとお声がけしたのですが、その時はまさか、後藤先生が詩人で詩の授業をされていることなんて存じ上げていなかったので、縁は異なもの。この年の学会は甲斐利恵子先生にもお目にかかれたし、他にもご縁が続いている方がいて、やっぱり学会って「人に会う場」なんだなーと再認識した次第。

日本国語教育学会の全国大会に参加してきました

2018.08.06

とはいえ、オンライン学会のお申し込みもお願いします。今回、実行委員として平日夜も土日も奮闘されている先生方の仕事ぶりを間近で見ているので、この公開講座やブログが、現場の先生方と学会をつなぐきっかけの一つになればなとも思っています。

オンライン大会ウェブサイト

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