2週間遅れの春がやってきて、少しずつ走り始めます。

軽井沢風越学園での勤務を開始して2週間がたちました。今週は東京ではこの時期に考えられない雪もあって驚きましたが、ようやく車の運転にも少し慣れて、生活も落ち着きつつあります(写真は水曜日の職場の様子…)。


この2週間、学校づくりのプロジェクトを進めるチームでの議論が本格化して、ビジョンの共有から具体化への流れができてきました。色々な教科の人が集まって、今のところはそれぞれの違いを生かしながら進められている感じ。教育における国語科の役割ってなんだろう、と、今更のように考えています。また、すでにはじまっている認可外保育のスタッフの振り返りを聴くと、中高(特に高校)と保育の視点の違いに驚かされることも。今までの職場とはかなり違う環境で、風越学園が「3歳から15歳まで」の学校であることの意味、保育から出発することの意味、そしてそのなかで自分に何ができるのかを、あらためて自問自答している日々です。

そんな中で、地域の小学校との連携の話もあって、嬉しいことに、僕もそこに参加させてもらえそう!当面は、小学校4年生の国語の授業のサポートかな。僕自身、小学生を相手にするのは初めてなので、どうなるかどきどき。でも、今年は実践の場がないかな?と思っていたので、とても楽しみな展開です。一緒にやる先生がのびのびできるように。小学校の先生方に、風越と連携して良かったと思ってもらえるように、そして、自分も小学校での経験値を得られるように。いくつも欲張りに追求するつもり。

今日は家族でお隣の市・小諸の懐古園に散策へ。僕の住んでいる町ではまだつぼみの桜が、小諸ではもう咲きはじめていました。東京より2週間遅れの春。好奇心と一歩踏み出す勇気を忘れずに、走りはじめます。

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