Blended Learningって何だ!?

インフルエンザ休み中に見たものシリーズその3。ちなみに過去に見たものはこれ。
  

英詩と風景を楽しめるDVD『英詩紀行』(全6巻)

2014.12.03

教える機会のある人におすすめ!「インタラクティブ・ティーチング」

2014.12.04

もうひとつ見たのはBlended Learningに関するカーン・アカデミーの講座。ありがたいことに日本語字幕つき! (字幕つきだと1.5〜2倍速くらいで見られるから、MOOCには字幕必須ですよ)

 ▷ Teaching in a blended learning environment  (Kahn Academy)
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Blended Learning(ブレンド型学習)とは通常の学校での授業にブレンドして、オンライン教材などのICTを活用することで、生徒が個別に学習できるようにする仕組み。実際にBlended Learningに取り組んでいる先進的学校の先生たちのインタビューが面白い。

Blended Learningのメリットは、生徒の課題提出や演習をオンラインで行うことでデータの蓄積と再利用を容易にして、その生徒が次に取り組むべき課題を個別に提示できる点だろう。全員が同じ教材で同じ課題に取り組むよりも、たしかに個々の生徒にとって効率が良い。

ただ、ビデオを見ているだけだと生徒がドリルを進めるような印象もちょっと受ける。もし自分がここの学校の生徒だったら(あるいは先生だったら)授業が楽しいのかな?と考えると、疑問に思える点もあった。ただ、もちろんこの学校でも全てをBlended Learningでやっているわけではないので、それはきっと一面的な印象なのだと思う。

僕もここ

ICTと作文教育の未来とプライバシー

2014.10.16
で書いてるけど、「ICTによるデータ集積と活用→それによるサービスの個別化」の流れは今後当然強まっていくだろうと思う。まずはBlended Learningを取り入れている学校を実際に見てみたいなあ。

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