[読書]表テーマはデジタル、裏テーマは「対話」。バトラー後藤裕子『デジタルで変わる子どもたち 学習・言語能力の現在と未来』
本書は、デジタル環境が子どもの学習・言語能力の発達にどのような影響を与えるのか、広範な文献にもとづいてこれまでの研究成果をまとめた本である。GIGAスクール構想によって学校でのICT機器導入が進んでいる現在、小中高校生で…
本書は、デジタル環境が子どもの学習・言語能力の発達にどのような影響を与えるのか、広範な文献にもとづいてこれまでの研究成果をまとめた本である。GIGAスクール構想によって学校でのICT機器導入が進んでいる現在、小中高校生で…
久々に国語の授業についての記録。以前に下記エントリで書いた「俳句創作と批評」の授業を終えて、10月からはまた通常の「作家の時間」(ライティング・ワークショップ)「読書家の時間」(リーディング・ワークショップ)に戻っている…
10/16(日)の全国大学国語教育学会2日目、課題研究「国語教育学を見つめ直し展望する② 国語科実践研究は何を、どのような枠組みで語るべきなのか」では、実践研究の担い手(研究者か、実践者か、研究者と実践者の共同か)を切…
先週(10/16-17)は全国大学国語教育学会だった。研究部門委員として裏方仕事に関わったのは、10/16の公開講座と10/17の課題研究。正直、週末にも仕事が終わらずその2つ以外はほぼ学会を楽しむことができなかったのだ…
長野県に移住三年目にして、インドア派の僕ににわか登山ブームが訪れました。夏の終わりから短い秋、北八ヶ岳の山と森を満喫しております。はい、というわけで、今回は完全に個人的趣味のエントリ。 登山のきっかけは、コ…
忙しくて少し時間がたってしまったのだけど、今日のエントリは9月にやった俳句創作の授業の振り返り。勉強仲間の助けも借りて、忙しい中でそこそこ準備して臨んだこの授業、手応えもあったけど、考えてしまうこともあった。最後に来るの…
本日はお知らせです。全国大学国語教育学会の無料公開講座「今、漢字教育について問うべきことを探る」が、10月16日(土)午前9時半〜12時15分に開催されます。どなたでも無料で参加可能です。ぜひどうぞ! 今回の公開講座、テ…
この9月、筑摩書房から新シリーズ「ちくまQブックス」が創刊された。「ノンフィクション読書を全力応援!」というキャッチコピーのシリーズで、同社の「ちくまプリマー新書」よりもさらに年少向けを意識して作られたシリーズだ。ご存知…
夏休みが明けて一ヶ月。軽井沢風越学園では、夏中盤からのコロナウィルスの感染拡大を受けて、これまでと違う体制で新学期をスタートした。風越の特徴である「異学年」「流動的な時間と空間」をいったん封印して、活動単位を学年に区切り…
これは面白い本でした! 松浦年男『自由研究 ようこそ!ことばの実験室へ』は、言語学的なアプローチから言葉の奥深い世界を紹介する本だ。注目は、奥付の英題にLanguage Research Guide for Elemen…